移住者の声

プチホテル・シエスタでインタビュー

お名前
森 和也さん
出身地
徳島市
在住地
洲本市
移住年
2008年

名物のパンケーキ

眼下に広がる大阪湾

秋深し、淡路島の山々の紅葉も色濃くなってきました。高いところから眺める山の景色が一層魅力的な季節です。

今回訪れたのは、淡路市大谷の山道を上り詰めた先にあるプチホテル・シエスタ。山の木々を背に眼下には大阪湾を望められる・・・そんな場所にあるステキな施設です。初のオープンは約17年前ですが、先代のオーナーとバトンタッチ、新しくオーナーとなった一般社団法人いろどり福祉会の理事長・森和也さん(38才)が今回の移住者さんです。

まずは、森さんが淡路島への移住を決めたきっかけからお聞きしましょう。
ともに徳島出身で、いつか徳島から出てみたいという共通の願いを持っていたという森さんと奥様。けれどもお互いの両親の将来を考えると遠くには行けない。そんなお2人が結婚を機に移住した先が淡路島でした。徳島からは車で1時間とかからず、どこか徳島とも似た田舎の風景やのんびりとした環境が子育てにも向いていると考えたといいます。

平成20年に不動産屋さんを介して見つけたお住まいは、淡路島の中ほどにある洲本市五色町の新興住宅街に建つ中古住宅でした。この辺りは島外からの移住者も多く学校や商店、医療施設もあり便利な地域として人気の高いところですが、ここ10年ほどの間に世代交代が進み、空き物件も出てきています。

徳島では老人福祉に携わりケアマネージャーとしての経験を持つ森さんですが、移住してまず見つけたのは営業の仕事でした。島のあちこちに足を運ぶことでずいぶん土地勘がついたとか。その2年後に募集を見て応募したのがやはり福祉の仕事で、現在の仕事にもつながる結果となりました。

南あわじ市で淡路島初のA型就労支援継続支援事業所「森の木ファーム」の立ち上げに携わった森さんが、次の事業所として立ち上げたのが一般社団法人いろどり福祉会。その拠点がプチホテル・シエスタです。先代のオーナーから後を引き継いでくれる人を探してほしいとNPO法人あわじFANクラブに依頼があったのが、2012年11月。そのHPの情報を見逃さなかった森さんの想いが先代に通じ、順調に話が進み2013年4月にシエスタの再オープンとなりました。

現在シエスタでは知的障がい、精神障がい、聴力障がいをもつ5人と健常者職員3人が、調理や接客、宿泊施設の清掃などそれぞれの個性に合った仕事に就いています。特に先代から引き継いだ名物のパンケーキや新たに「淡路島牛丼プロジェクト」に参加した特製の牛丼の人気も上昇中。平日には地元から、週末にはHPやパンフレットを見た島外からのお客さんを多く迎えています。

シエスタ(スペイン語でお昼寝)の名前通りのんびりできる空間でたくさんの人を迎え、障がいを持つ人たちへの理解を広げたい、彼らが持つ能力を発揮できるよう手伝っていきたい・・・そんな想いがいっぱいの森さん。そのやさしい笑顔から心の温かさが伝わってきます。これからのいろどり会の皆さんのご活躍とシエスタの繁盛を期待しています!

プチホテル・シエスタのHP→http://www.irodoli.com/siesta/ 
いろどり福祉会のFacebook→https://www.facebook.com/irodolifukushi
取材:2013年11月15日

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