移住者の声

~フレッシュグループ 森さんの畑でインタビュー~

お名前
森 靖一さん
出身地
奈良市
在住地
淡路市
移住年
2009年

農場から海が見えます!

海外からのお客様も受け入れ!

淡路島に春が来ました。多くの人が温かな季節を待ち望んでましたが、とりわけ農家さんにとっては格別の喜びではないでしょうか?今回は、季節に関わることなく年中活躍中の若手農業士、森靖一さん(28才)にお話を聞いてみました。

森さんは淡路島に来て5年目。奈良市出身ですが、高校を卒業後、証券会社に勤め東京、名古屋などの赴任先で経済や流通に関する知識を高めてきました。

実家が八百屋を経営していたことから、いずれは野菜を基にした事業を展開したいと考えていたところ、2009年に人材派遣会社パソナのチャレンジファーム事業を知ります。これは農業に挑戦したい若者を募集し、淡路島の農場での研修の機会を提供、農業士を育成するというものです。森さんにとっては実家からも近いということもあり、決心するのに時間はかからなかったようです。

同じ年の10月には淡路島に移住、島北部の淡路市野島で玉ねぎなどの生産、キムチなどの加工を学びます。生産・加工のみならず、3年間のうちには様々な研修、販売、観光や視察の受け入れなど多岐にわたって様々な経験を積んで来ました。

それから3年半、独立の機会が巡ってきました。2013年春、同じ淡路市の尾崎地区で「人・農地プラン」という事業に取り組もうとしていた地元農家さんから声がかかります。後継者のいない高齢の農家さんが若い担い手に土地の提供、指導や助言、協力をするというもので、森さんにもよい出会いがあったようです。

「淡路島には海のイメージや景色の良さ、そして人を受け入れる度量を感じる。」という森さんですが、ご自身の熱心さや誠実さ、お人柄のよさがあってこその受け入れだったに違いありません。取材時にお会いした地主の農家さんも森さんや共に働く仲間の方々の存在をずいぶんと喜んでおられる様子です。

淡路島バーベキュー協会、中山間共同事業などすでに地元の団体に所属し様々な活動を行っている一方、水田50a、ハウス4棟11aの畑で生産する野菜の出荷のほか、商品開発も怠りません。東京や京阪神に野菜の販路も確保できていて順風漫歩のようですが、今後は米作りも手掛け、地域の人に宅配したいと考えているとか。

さらに、農業研修の受け入れや、グループの取組みを話すことも増えているのだとか。先月初旬には神戸からの留学生を受け入れ、寒い中での作業ながらも全員が収穫した野菜を抱え大満足で帰って行ったと嬉しそうに話す森さん。

今後も体験を受け入れ、いずれは地域一丸となって観光事業も拡げたい・・・こんなにたくさんの夢や計画、欲張りすぎではないかしら?でも森さんならこなしてしまうような気がします。若き農家さん、そして社長さんの今後が楽しみです。
取材:2014年03月15日

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