移住者の声

古き良き城下町洲本で「ほっと」してもらいたい~若山さんの二拠点居住~

お名前
若山隆子さん
出身地
神戸市
在住地
洲本市
移住年
2015年

趣のある長屋を活用

お洒落な店内

春の陽気に誘われてお出かけしたくなる季節です。ゴールデンワィークにかけ淡路島への訪問者数もピークを迎えようとしています。
今回は、やはり多くのお客様が行き来する「城下町洲本レトロこみち」の一角、「ぎゃらりー&かふぇ ほっと」オーナーの若山隆子さんにお話をお聞きしました。

「ほっと」のオープンは土曜日と日曜日限定ですが、取材日は土曜日の夕方、閉店間際とはいえ、何人ものお客様の笑い声が聞こえます。
「ご近所の移住者さんもよく来てくれるんですよ。」と明るい笑顔で迎えてくれた若山さん。
ご自身のあわじ暮らしはどんな感じなのでしょうか?

普段は神戸市のご自宅に住み、週末に淡路島に通う2拠点居住ですが、淡路島にギャラリーやカフェを構え、このスタイルが始まったのは1年前のこと。
それまでにはご夫妻でいろいろな構想を持ってこられたようです。

「兵庫県内のどこかに土地を用意してログハウスを作りたい。陶芸もしてみたい・・・。」現役で美術館に勤めていた頃にはそんなことを考えていたそうですが、年齢を重ねるにつれ田舎での暮らしの不便さに不安を感じ始めました。そんな頃、若山さんのお父様が大家さんとして持っていた洲本市の空き家の話を耳にします。

暮らしたこともない淡路島。どんなところかと訪れてみて散策しているうちに、その便利さに気が付きます。車なら神戸からも1時間とかからず、高速バスセンターにも近く、周辺には大きな病院や商業施設もある、そして海や山の景色がすぐに目に入る・・・。

この条件に気をよくした若山さんは、お仕事の傍らご夫婦で実に5年もの歳月をかけ、放ったらかしだった貸家のリフォームに臨みました。もともと商売をしていた間口の広い築80年の古民家を改築、2011年には現在のギャラリーの形が出来上がりました。

その後にはご家庭の事情から一度はギャラリーを閉めていた時期があります。再開を迷うこともありましたが、やさしいご主人の後押しもあり、「淡路の人にもアートに興味を持ってほしい。」という思いから2015年の春にカフェも併設してリニューアルオープンを果たしました。

芸術に携わってきたと聞き納得の美しさと癒し感に満たされた店内は、古民家の懐かしさたっぷりのおしゃれな空間です。月替わりで展示されるギャラリーの作品もうまくなじみ、お茶を楽しみながら鑑賞ができます。
展示物も淡路島の芸術グループの作品が中心となり、地域の知り合いやお客さんも増えました。若山さんの気さくな性格とセンスの良さのなせる業ですね。

今では「レトロこみち」の拠点の一つとなり、島外から訪れる人の移住相談を受けたり、淡路島の紹介をしたりすることもあるようです。これからも多くの方に「ほっと」していただきたいですね!
ぎゃらりー&かふぇ ほっと 電話090-6202-1298
取材:2016年04月15日

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