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淡路島 たまねぎ じゃない!?

こんにちは、淡路島YASAIBAのおおたしほです。
今回は、淡路島に暮らして2年目から始めた農業について書きます。

もともと『食』に興味がなく学生時代は小食、社会人になってからはパンやお菓子ばかりの偏食でした。
(注:母はきちんと食事を用意していました。←母の名誉のために…)
そんな私、結婚後は日々の料理に苦戦していました。子どもを授かってからは、なんとか子どもは健やかに育ってほしい、と手作りを心がけていましたが、やはり苦戦していました。

南あわじ市地域おこし協力隊になって、直売所【美菜恋来屋(みなこいこいや)】での活動が始まりました。
直売所の季節の旬野菜、朝どれの新鮮野菜を食べはじめて、
なんておいしいの!!!
と、感動しました。それまでは、「旬」といわれて、気にしてはいても、スーパーに行けばその土地にとっては季節外れの野菜が普通に陳列されていて、「旬」を実感していませんでした。
一般的なスーパーでは、主要野菜を途切れさせないように産地リレーしているようです。いつも行くスーパーで、今回のトマトが〇〇産か気にしてみてください。おそらく数か月後のトマトは違う産地になっているはずです。前回食べたトマトは甘かったのに、今日買ったトマトは酸味があるな…など思ったことはありませんか?産地が変わっただけでなく、おそらく品種も変わっていると思います。トマトだけで何品種あるのでしょうか?
淡路島の直売所では夏にレタスやキャベツは並びません。ナス、ピーマン、トマト、キュウリなどの夏野菜が所狭しと並びます。2月や9月は棚が寂しいです。その時期に収穫期の旬を迎える野菜が激減するからです。秋口になると、レタスやキャベツが並び始めます。待ちに待ったお好み焼きができる季節になるのです。旬を迎えた野菜たちは味がしっかりしているので、特に味付けをしなくても、蒸したり焼いたり、生だったり…そのものの味だけで料理が完成します。
料理苦手の私が、ほんの少しだけ、料理上手になりました!はい、素材のおかげです。

パンやお菓子ばかりを食べていた私が『食』に興味を持つことができたのは、直売所で働かせてもらったおかげです。
「旬」を目の当たりにしたことと、生産者である農家さんたちと仲良くなって、たくさんの話をし、田んぼに行って土に生えてる野菜を目の当たりにしたこと。興味を持ちすぎて、野菜ソムリエの資格まで取ってみました。
(注:広く一般的に、淡路島では同じ土地でコメを作り、レタスなどを作り、たまねぎを作ります。その土地を田んぼと呼びます。畑ではない、のです。)
地域おこし協力隊2年目に入ったころから「農家さんになりたい!ああ、早く野菜を育ててみたい!!」とそわそわしていました。ちょうどそのころに、中古住宅と2100坪くらいの田をgetしたので、「淡路島はなんでも育つ」という諸先輩方の言葉を信じ、南あわじではあまり栽培されていないけど、大好きなニンジンの種を蒔いてみたのです。種を蒔くと芽がでるのか心配で、出勤前の朝も帰宅後の夕方も夕食準備より先に田んぼに足を運び、まだかまだかと待ちわびました。
当時はまだ家庭菜園で、ほんの少しの量でしたが無事に育ちました。

黄ニンジンや紫ニンジンなどもやってみた

淡路島に暮らして3年目、私も農家になる!と決めました(地域おこし協力隊は2年で卒隊しました)。
農業を始めて真剣に考え出すと、ある疑問にぶつかりました。

防除?農薬?なんの肥料?有機栽培って?農機具は必要?

訳が分からず、図書館に行って本を借り、また借りて自分たちの農園の方針が固まってきました。手に取った本が、自然栽培や農薬不使用や肥料がなくても野菜は作れる、という方向の本ばかりでした。
・農薬の管理は厳重に行う必要があり、子どもがまだ小さい私には自信がなかった(かたづけも苦手)
 いや、鍵がかかる丈夫な倉庫などは我が家にはありません
・時期に合わせて薬や肥料をしないと意味がない
・自然の力だけで育った野菜を食べてみたい
夫にはきちんとした他の理由もあったのだろうけど、私たちで作る野菜は『無農薬無肥料栽培』に決定しました。
農機具は1年目は鍬とスコップ。
鍬だけでは作付面積に限界を感じ、2年目には小型の耕運機を購入しました。現在、農機具は以上です。

収穫後の唐辛子

そして
令和元年10月!
夫しんちゃんが夢見てた、無農薬無肥料の唐辛子を使った一味唐辛子ができました~
1年目より作付けを増やしての2年目。
仕事で農業し(しんちゃんは農業生産法人勤務と農業の兼業農家です)、帰宅後や休日に自宅の野菜の管理をし、体力的にはとても疲れていただろうけどバランス良く過ごしていました。私も手が遅いながらも手伝い、たくさん収穫できたときは本当に嬉しく、完成品を見たときは感動しました。何本の完成品になったのやら…そんな数はありませんよ…

先週には、友達家族5組がきて収穫や、雑草取り、間引きなどをして、庭でバーベキューしたりしました。

ニンジンの間引き

大阪や神戸からの友達、淡路島生まれ淡路島育ちの友達、みんなに作付けしてしている野菜たちを体感してもらうことが何より楽しいです!

黒豆の早採りで枝豆収穫

京阪神から日帰りできるので、友達もちょこちょこ訪ねてくれます。ありがとう!!

TVの影響か、その場で食べたくなるようです

来月は、マルシェ出店に行こうと考えています。
ドキドキわくわくです。

あっ、
そうなんです。私たちは淡路島だけど、たまねぎは栽培していません。
とても美味しいたまねぎを栽培される農家さんばかりいらっしゃるので、今のところ、たまねぎを栽培する予定はありません。
ご近所さんのたまねぎをいただいたり、知り合いの農家さんのを買わせてもらったり…毎日食べています。

この記事を書いた人

おおたしほ

おおたしほ

1981年生まれ 大阪府育ち。 家族は、日本一の一味唐辛子栽培を夢見る夫、 大好きなニンジンを作ることができる喜びを全身で感じている私、 そんな私たちの畑をときどきお手伝いしてくれる2人の子どもたち、 草刈り&草食べ担当のヤギのあずきちゃん、迷い猫だったくろまめちゃん、図々しく家に入ってきたおもちくん。 (今は2匹とも家猫です)

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