移住者の声

自分の手で作ったものを自分で売りたい~農家・小島良太さんのあわじ暮らし~

お名前
小島良太さん
出身地
加古川市
在住地
南あわじ市
移住年
2012年

立派な野菜たち!

農業には倉庫と軽トラが必須!

節分も過ぎ、淡路島では早くも梅の便りが聞かれます。今回は田畑と緑の広がる南あわじ市八木地区でのインタビューです。

元気な笑顔で迎えてくれたのは、あわじ暮らし4年目、農業を営む小島良太さん(32才)です。加古川市の出身で、これまで飲食業について、バーテンダーや店長を務めながら商売についての考えを深めてきました。

「自分の手で作ったものを自分で売りたい。」そんな気持ちが高まり、30才までには独立し、農業を始めようと決心。まだ漠然とした希望でしたが、淡路島に住む知り合いを介して、兵庫県農業普及センターに相談し兵庫県の「担い手支援」を通し、研修を受けることになりました。

研修で淡路島へ通ううち、講師であり移住の先輩である大崎さんとの出会いがありました。そんな中で紹介されたのが現在のお住まいと農地です。
以前このページでも紹介させていただいたこの土地と古民家は、その昔大農家のご家族が住まれていたお宅です。広々としたお庭があり大きなお家ですが、そこへ移り住んだ新婚の小島夫婦にはどんなものだったのでしょう?

「想像以上に虫が多く、雨漏りなど困ることも多い。」と漏らしながらも、田舎暮らしに慣れ、部落にも入り地域には溶け込もうとされています。
そして120アールの農地も借りることができ、今ではレタスはほぼJAに出荷、玉ねぎや、キャベツや白菜などを販路を見つけ自力で販売しています。

学生時代にはサッカーで鍛えた体ですが、夏に始まった研修時には最初の2か月で体重が7㎏も落ちるほどハードだったと振り返ります。9か月間の研修を終えいよいよ自分で農業を始めてからも、やはり1年目は困難なことが多かったようです。

2年目に入り、農業仲間とのつながりもでき、JAからの貸付を受けることができるようになりました。とはいえ、地域的に助成を受けることも難しいといいます。農業には休みもなく天候に左右されることも多く苦労は絶えません。

「物が売れる3つの要素として、品物のよさ(品質)、価値(値段)、作り手(人) この3つのバランスで野菜は販売出来ると考えています。」と語る小島さん。「この3つのバランスを考えながら、野菜をつくり、苦労し、やりがいを感じながら生活しています。」と・・・。

その輝く目は、すでに将来の農業を見据えているようにも見えます。
今後の活躍に期待したいです。
取材:2016年02月15日

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