相談員ブログ

【淡路島で起業を目指す人へ】-物件探しのはじめかた-

みなさんこんにちは!相談員の藤本沙紀です。2月に入り、少しずつ春めいてきた淡路島。今月も続々と面談のご予約をいただいております。

先日は、「淡路島で起業をするための物件探し」にいらした面談者さんとお話をさせていただきました。以前から起業を目的とした移住希望者さんは多くいらっしゃるのですが、まずみなさん最初に悩まれるのが物件探し。全く知らない土地で「何からはじめたらいいか分からない!」という方が大半かと思います。そこで今回は、淡路島で起業を目指す方へ、物件探しをはじめるにあたり、まずはまとめておきたい基本条件と流れを簡単にお話したいと思います。

①ワークスタイルを決める

飲食店やサロン経営、ヨガ講師や習い事などなど…起業をするにも、さまざまな職種があると思います。そうした起業にあたり、必ず必要になってくるのが「店舗」や「事務所」です。その際、自宅兼店舗(事務所)にしてしまうのか、住居と店舗は別にするのか…まずはご自身が考えているワークスタイルを決めていきましょう。ちなみに住居と店舗を別にする場合は、当たり前ですがダブルで家賃が発生します。そうなった場合、支払いをしていけるのかどうかも考える必要がありますね。

②店舗のイメージを決める

ワークスタイルが決まったら、次は店舗のイメージです。基本的には、賃貸物件か中古物件の購入になります。ちなみに淡路島では、賃貸の一軒家はほとんどないと思ってください。古民家については、手を加えなければ住めない場合がほとんです。(200~300万の物件は、それなりに改修が必要だと思っていてください!)もちろん、資金に余裕がある方は一から建ててしまうというのも手です。

③お客さん(ターゲット)を決める

次に自分が商売をするにあたり、ターゲットとするお客さんの層を決めていきます。簡単な振り分けとしては、「地元の人をお客さんにしていく場合」と「島外の人(観光客や自身の顧客)をお客さんにしていく場合」です。ターゲットが決まることによって、少しずつ店舗を構える場所がしぼられていきます。

④お店のコンセプトを決める

ターゲットが決まったら、今度はより細かい条件を決めていきます。主に、“どんなお店にしていきたいか”というコンセプトです。例えば「島外の人をターゲットとした飲食店」を経営する場合、“海の見える場所が良い”とか、“アクセスの良さを重視したい”とか、いろいろと細かい条件が出てくると思います。その条件に対して、「京阪神のお客さんが来やすいのは、やっぱり淡路市なのかな?」「分かりやすい、国道近くにお店を構えたいな」などと、希望とするカタチが明確になるので、なんとなく探していくべき物件の場所も詳細になっていきます。

⑤不動産屋へGO

この段階までくれば、あとは不動産屋さんで相談すればOKです。ちなみに不動産屋さんは島内にたくさんあるので、「どこが良いよ!」とは言えないのですが、ニフティ不動産というとりまとめサイトで検索をして、気になる物件を取り扱う不動産屋さんへ問い合わせるのがいちばん早い方法です。当方の相談窓口は、直接、物件の紹介はできませんが、「この物件どう思いますか?」という相談に対してはアドバイスをさせていただいています。地域性や周辺の生活環境など、地元の人に聞かなければ分からないようなこともこちらでもお答えさせていただくので、ぜひあわせてご活用ください。

 

以上!起業を目指す方向けの、物件探しのはじめかたでした。
それではみなさまの夢が叶いますように。参考にしてくださると幸いです!

 

 

 

この記事を書いた人

藤本 沙紀

藤本 沙紀

2017年3月、東京から淡路島へと移住し「紡ぎ屋」の屋号でフリーライター・制作ディレクターとして活動中。2020年に島の男性と結婚し、2022年に第一子を出産。島で子育てをしながら、webメディアのライティングを中心に、イベントPRや観光情報誌などで淡路島の魅力を発信している。制作実績には県民局から受託した淡路島の「移住促進パンフレット」、「支援メニュー早読み表」、洲本市から受託した「洲本市移住BOOK」などがある。 https://tsumugiya.site/

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