こんにちは。黒川香苗です。
コロナ感染者数も落ち着いてきたからか、最近はイベントラッシュですね!
今回は移住希望者向けのイベントのお手伝いをしてきたので、当日の様子をレポートしたいと思います。
冬の淡路島を彩るレタス
11月28日(日)、南あわじ市定住促進協議会主催で「あわじ島レタスの収穫体験」が淡路島希望食品有限会社(2525ファーム)で開催されました。
当日のスケジュール
①農家による『あわじ島レタス』の話
②収穫体験と採れたてレタスの試食
③ゲスト移住者のおはなし
④参加者とのフリートーク
淡路島といえば、玉ねぎを連想される方が多いですが、冬は葉物野菜の栽培が盛ん。なかでも南あわじ市はレタスの栽培が盛んで、市町村別の冬レタスの出荷量で全国1位、春レタスは2位となっています。(2019年の農林水産省の統計データより)レタスは鮮度が命!なので、とれたてを楽しめるのはとっても貴重な機会なんですよ。さらに2525ファームの方はみなさん移住者!ということで、移住についてのリアルトークも楽しみ!
今日収穫するレタスは、外葉が比較的大きめの品種だそうで、球状になる部分もそれにともない大きくなるから選んでいるとのこと。レタスと言っても品種はさまざま、品種によって施すことも違ってくるとのこと。いろいろ研究が必要なようです。
説明のあと、さっそく畑に向かいます。
2525ファームさんの圃場はとっても広い、小さめの畑を越えて歩いて行くと、一番奥にドーンと広がる大きな圃場に到着。ここにはなんと6600株ものレタスが植わっているそうです。
畑に到着すると、収穫方法の説明がスタート。採りどきのレタスを見分けるコツはしっかり結球しているかチェックすることだそう。いい感じに結球しているレタスを探すためみなさん真剣な表情をしていました(笑)
農家の現実とは。。
収穫が終わると倉庫に戻り、レタス農家についてのおはなしを聞きながらのレタスの試食会がはじまりました。
レタス農家さんはだいたい3時起床、5時ごろまでに出荷の準備を済ませて農協に納品、そしてまた畑に戻って収穫の続きします。一度にたくさんできても収穫が追い付かないので、少しずつ収穫できるように、区画ごとに品種を変えて作付けをしたりと農家ごとにいろいろな工夫をしているそうです。
さらに南あわじの農家さんは3毛作が基本で、レタス→玉ねぎ→お米、田植えが終わるとお盆過ぎまでバケーションで、秋から稲刈り、それが終わるとレタスの種まきという感じでほぼ一年中何かをつくっているそうです。
働き者すぎるよ~!すごいよ~!
農業を生業にするって本当に大変なんだなとしみじみ思いました。
そのあとの移住者トークでも、社員の方から農業と移住についていろいろなお話を聞いたのですが、ほんとうにみなさん「農業が好き!」という気持ちが強くて驚きました。(家庭菜園すらまともに出来てない自分が恥ずかしい。。)農業への愛があるからこそ、深く追求できるし、おいしい野菜に育っていくんだろうなと感じました。
レタスおすすめの食べ方
最後に、参加者の方から質問がありました。「レタスのおすすめの食べ方を教えてほしい」と。
みなさん口をそろえて答えたのは「レタスしゃぶしゃぶ」! 私も農家の友達にこの質問をすると大体おすすめされるので、島では定番のメニューなのかな。この日の晩、私も久しぶりに食べたくなって、収穫したレタスを使ってつくってみました。家族3人でレタス一玉をあっという間に消費。レタスをたくさんもらいすぎたときにおすすめのメニューですね!(笑)
レタスと豚肉としゃぶしゃぶのタレがあれば簡単にできるので、ぜひつくってみてください。
育てた人の顔を想像しながら食卓が囲めるってほんとに豊かですよね~。わたしは面倒くさがりなので、たぶん農家にはなれないですが、農家の方に感謝しながらいつもごはんを食べています〇
2525ファームのみなさま、ありがとうございました。