移住者ブログ

淡路島にきて1年!

本格的な夏到来ですね!

私はここ最近、毎日福良でSUPガイドの仕事に明け暮れており、「あれ?本業なんだっけ?」とかたまに思う毎日ですが(笑)
淡路島の夏をしっかりと満喫させてもらっております。

 

さてさて。
淡路島に来てちょうど1年が経ちました!

去年、このあわじ暮らし総合相談窓口を通して移住の相談をさせてもらって、
運良くNPO法人あわじFANクラブさんが運営されている短期滞在支援施設に2ヶ月入居。

そこから賃貸を探したり、夏には副業でSUPの仕事をしたり、いろんな移住者さんとの出会いがあったり・・・。
なんだかあっという間の1年間でした。

今日は淡路島(洲本市)に1年住んでみて感じた7つのポイントをまとめたいと思います!
これから移住を考えている方のご参考になれば幸いです。

食べ物が安くて新鮮で美味しい!

地産地消100%の淡路島。
農家さんの顔の見えるお野菜やとれたてのお魚、淡路牛・乳製品にお米。
新鮮で質の良い地元のものが安くで手に入るので食に困ることはありません!
まさに食の宝庫。
「島の食卓」などの食に関するイベントも多く、1年を通していろんな味覚が楽しめます。

意外と便利!?

私の住んでいる洲本市に限った話にはなりますが、住んでみて意外と困らないなと思います。

そりゃ、おしゃれなモールや映画館、電車での移動等都会の生活と比較してしまうと
「あれもない、これもない」となってしまいそうですが。
そうではなくて、シンプルで自然に囲まれた生活を求めているなら、
淡路島は田舎すぎない便利な場所といえるのではないでしょうか。

市立図書館はすごく綺麗だし、イオンなどの大型スーパーもあって、特に生活において困ることはそんなにないですね。子育てするにもすごくいい環境と聞きます。

最近は移住者も増えてきていて、おしゃれなカフェやレストラン、雑貨屋さんも続々と登場していますよ。

ちょうどいいサイズ感

淡路島は北側の淡路市・真ん中の洲本市・南側の南あわじ市の3つの市からなりますが、北の端から南の端まで移動しても高速なら30分程度。高速を使わなくても島一周1日で楽しめるので、大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ感が気に入っています。

特に真ん中の洲本市に住んでいると、
淡路市にも南あわじ市にもすぐに行けるので便利です♪

西側と東側で見れる景色や雰囲気も少し違うので、1年住んでいても全然飽きませんね。
夕日も朝日も海も山も。まるっと自然を楽しめます。

移住者サポートが充実している

移住してすぐの頃は何もわからず、相談員の方にいろいろ教えてもらったりいろんな人と繋いでいただいたりしました。
そういう支援があったからこそ、スムーズに淡路島の移住ができたんだなあと実感しています。

「よし!田舎暮らししよう!」と移住してみたものの、人間関係が築けず孤立してしまったり、「こんなはずじゃなかった」と思って結局都会暮らしに戻ったりという話をよく聞きます。その点、淡路島は支援を求める人へのサポート体制ばっちりですね。

自治体が行なっている移住者向けサポートもいろいろあります。

↑写真をクリックするとPDFファイルがみられます。

移住者同士の交流イベントなども多いので、いろんな人との出会いもたくさんありますよ。

車は必須(電車がない!)

さて、ここからは淡路島に住むにあたって知っておいた方がいいデメリットを少し。
まず、公共交通機関はほぼ使えないと思っていたほうがいいです。
バスもあるにはありますが、本数が非常に限られていますし、自由に動くためには車は必須です。

大阪にいた頃はよくふらっと飲みに行ったりしていましたが、車生活になってから、外で飲むことはほとんどなくなりましたね。
ご飯とか食べに行くと、「あー!ビール飲みたい!」という気持ちを抑え、「仕方ない、帰ってから飲むか…。」ということもしばしば。

車を持つと維持費もそれなりにかかりますので、移住後は必ず車の維持費と駐車場代がかかることを念頭に移住を検討するといいかと思います。

プロパンガス高い

車の費用と合わせて考えておかないといけないのがガス料金。

淡路島には都市ガスを使える地域がほとんどなく、基本プロパンガスになります。
淡路島に来て初めてプロパンガスを経験したんですが、これが高い!
冬にちょっとお風呂に入る日数が増えると、ガス代だけで1万円近くになることも。

安易に「田舎暮らしは安い」と思って生活を始めると、
車の維持費やら駐車場代やらガス代やらで
「あれ?意外とお金かかるかも・・・?」なんてことになりかねないので、
そのあたりは住む前に必要経費に含めて計算しておくことをおすすめします。

ネット環境は要チェック

これも以前にブログで書きましたが、私のようにインターネットを使ってお仕事をしている方は、住む場所のネット環境はしっかりとチェックしておいた方がいいです。

光回線が引けない地域も多いですし、Wifiの速度も通信会社と場所によっては全然仕事にならないような通信速度である可能性もあります。
こればかりは、実際に足を運んで確かめてみるしかないので、ネット必須の生活を送っている方は住む場所を決めてしまう前に、一度足を運んで確かめてみることをお勧めします。

 

ということで、淡路島に1年間住んで感じたメリット・デメリットを書いてみました。
総じて淡路島の暮らしは気に入っています。というか個人的には大満足です。
ただ、移住に何を求めるかは人それぞれですので、「淡路島の暮らしがいい」というのは一概には言えないかもしれません。
そのあたりのところはこのWebsiteでもたくさん書かれていますので(「あわじ暮らし成功に向けた八ヶ条」など。)移住を考える際の参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人

杉島 夏子

杉島 夏子

日本語教師・英語教師&ヨガインストラクター。海外・国内を転々としているノマドワーカー。新型コロナウィルスの影響で赴任先のインドネシアスマトラ島から大阪に帰国。テレワークが続く中、自然豊かな環境を求めて2020年8月から淡路島に単身移住。ippo language learningの屋号でフリーランスオンライン教師として活動している。 https://ippolanguage.com

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