移住者ブログ

ついに、私は手に入れた。

こんにちは~淡路島YASAIBAのおおたしほです。

夏日があったり、雨が降ったり、涼しい日があったり…少し体調が辛いですが、
「今日の自然はこれですね~」と感じながら過ごしています。

さて、私は一体、何を「手に入れた」のでしょうか??

最近、楽しんでいるのが【ぶつぶつ交換】と【お礼の野菜】です。
常日頃から、私には何もないな~とか思っていた数十年。
ところが、淡路島に来て、お野菜を作り始めて数年たち、お野菜たちが喜んでもらえる【何か】になっていることに
気づきました。
イベントに持って行ったお野菜も売れ残れば、行き場もなく…
見た目も味もなにも劣っておらず…ぜひ食べてもらいたい!と、売れ残りのお野菜を同じイベントに出店している
店舗さんに渡しに行ったところ、
「うちも余ってるねん」と、ドリンクやお菓子をいただきました。
なんだか、めちゃくちゃ、本当にめちゃくちゃ嬉しかったのです。
もちろんそのお店のお菓子が食べることができたのは嬉しかったけど、
それとは違う意味で。
『あ~~~~私、お野菜を渡すことができてる~~~~!!!』と。
今まで何も持っていないな~と思っていたけど、お野菜たちがそれになってくれてるやんか~と。
そう、私はお野菜というアイテムを手に入れたのです。

ジャガイモと交換させてもらったベビーリーフ

そうやって品物と交換してもらうこともありますが、
子どもを預かってもらった際のお礼にお野菜を渡したりもしています。
何かちょっとお渡ししたい時にも。

ご近所さんともシェアすることもしばしば。
先日、娘と散歩してたらバイクの音とワサワサが聞こえてきました。
「ほれ、自然の味や。食べてみ~~」と。
なんていう名前のものなのか、すっかり忘れてしまったけど、サクランボに近く、甘酸っぱくて美味しかったです。
まだ散歩の前半やったので、ずっとワサワサの木を持ちながらの散歩は、手の力も鍛えてくれました。ありがたい。

今月、手に入れたものをもう1つ。
広末涼子さんの『ヒロスエの思考地図』という書籍です。
何気なくテレビを見ていると、この書籍の発売の宣伝をしていて、早速翌日に書店へ。
(なんとなく、できる限り店舗で買おうとしています)
が、見つからず。インターネットでポチッと。
広末涼子さんは同年代で、デビュー当時、びっくりするほどのかわいさで、広末涼子さん表紙の雑誌を何冊か購入したことを覚えています。その後も、いろいろ、いろいろとプライベートを晒されていたように思います。
それでも彼女のことを、いつもとても美しいと思っていました。顔や見た目だけの話ではなく。
広末涼子さんの言葉を読んでみたいと。
彼女が選んだ”哲学者の言葉”たち。少し”広末涼子さんの好きな女性の言葉”。
これらの言葉を彼女なりに解釈したり、今の生活で感じること(過去の思い出も今感じること)を短く書いてくれている。
哲学書って読みたいけど、手が出せなかった部門なので、触れただけでも良かった。
私にも”哲学者の言葉”必要だと感じていたので、そろそろ読んでいこうかと。
あとがきに書いてあったけど、この本が「ヒロスエのレシピ公開!お料理本」だったかもしれないし、「オシャレなライフスタイル本」だったかもしれないと。
その書籍だったら私は購入していないな、と、笑。
「偶然というものは、私たちが思っている以上に、人生を左右すると思う。」
これは誰の言葉でしょう。
この日のこの時間にたまたまイベントに行ってみた。そしたら偶然こんなことがあった、あの人に会った。
ないようで、ありますよね。
それを必然、運命などの言葉でも表現できると思いますが、全部ひっくるめておもしろいな、と思う今日でした。

この記事を書いた人

おおたしほ

おおたしほ

1981年生まれ 大阪府育ち。 家族は、日本一の一味唐辛子栽培を夢見る夫、 大好きなニンジンを作ることができる喜びを全身で感じている私、 そんな私たちの畑をときどきお手伝いしてくれる2人の子どもたち、 草刈り&草食べ担当のヤギのあずきちゃん、迷い猫だったくろまめちゃん、図々しく家に入ってきたおもちくん。 (今は2匹とも家猫です)

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