移住者ブログ

野草でお粥をつくろう!

こんにちは、藤田祥子です。2021年になって半月がたちました。

毎年この時期は「暮らしの実験」と称して、一ヶ月日本を離れてベトナムで暮らしていました。(昨年の様子はこちら

ですが、今年は新型コロナウィルスのこともあって、3年ぶりの日本の真冬を味わっています。最近の冷え込みに「そうだ、冬ってこんなかんじだった!」と目が覚める思いです。

とはいえ、冬らしい楽しみも欲しいところ。1/7の人日(じんじつ)の節句にあわせて”七草粥”をつくろうと、仲間と運営しているfarmstudioに野草を摘みにでかけました。

 

七草と言っても見分ける自信がありません……。ということで、一緒にfarmstudioをつくってきた山田屋のゆうこさんにガイドをお願いしました。

一見、見分けのつかない葉っぱのなかでスッと立ち止まって「これがハコベラだよ」と、ゆうこさん。「むむむ!どれだ?」と、私。

葉っぱの特徴を教えてもらって収穫していきます。さっきまでただの緑色の葉っぱたちだったのに、ゆうこさんに教えてもらってどんどんと解像度が上がっていきます。

 

セリはないからパセリにしよう~。など臨機応援に。

 

ほとけのざとおぎょうはなかったので、ほうれん草とすずな2種類でオリジナル七草とすることにしました。

 

こちらのぺんぺん草も、わかばのところを摘み取っていただきます。

 

これで、farmstudioオリジナルの七草がそろいました!

あとは葉っぱを塩ゆでして細かく刻んで、大根とカブも一口大にスライスしてスタンバイ。

お粥を煮込んで、最後に準備した七草をまぜます。

 

香港でたべたお粥をイメージしたので、ベースは中華味でしあげました!

……うん、あったまる~。年末年始のいろいろが浄化されていく気分です笑。

厳しい冬もこうした楽しみがあると、畑に出かけるのも楽しみになったりもします。(めっちゃ寒かったけど笑)
 
来年の1月は、新しい拠点でこうした暦や旬を楽しめる出来事を一緒に味わえたらいいなと考えています。
 
また心配事が大きくなりつつありますが、足元にある素敵な出来事を見つめ、心も健やかでいられますように。と無病息災を願いながら、七草粥をいただきました。
 
大変なこともあるけれど、こういう時こそ仲間たちと楽しい出来事を生み出していけたらいいなと思います。
 
みなさまもどうか健やかにお過ごしくださいね。

この記事を書いた人

藤田 祥子

藤田 祥子

1985年兵庫県三木市生まれ。通信教育のWebアプリケーション開発、通信販売のカタログ編集・Webディレクション・商品企画に携わった後、2017年4月 No.24設立。前向きで主体的、楽しく生きる島の人たちにあこがれ、2014年より淡路島民に。新しい価値との出会いや、その扉に手をかけた時の胸の高鳴りを大切に。書籍やフリーペーパー、Webメディアの企画・コピーライティング、淡路島をフィールドにした商品開発、廃校跡地を利用したカフェノマドの運営を手掛ける。

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