お知らせ

ハザードマップをご存知ですか?

相談員の蚯蚓です。
このところ毎年のように大雨による災害が多発しています。
淡路島では平成16年10月20日、台風23号による豪雨で全島に大きな被害がもたらされました。島内の床上・床下浸水は4,600棟に及び、10人が亡くなりました。

平成16年10月20日 洲本市下内膳にて

以来、河川、ため池、防波堤などの改修が進められ、当時を上回るような大雨でも、被害は最小限に抑えられるようになりました。
しかし、普段からどのような災害(豪雨、津波、土砂災害 etc.)時に危険な箇所はどこなのか、どこへ避難すれば助かるか、意識しておくことが大切です。
島内3市では、それぞれ市のHPにハザードマップをUPし、いつでも誰でも見ることができるようにしています。
ハザードマップは ・土砂災害 ・洪水 ・津波 ・避難所 それぞれ作成されています。(下記をクリック)

洲本市災害危険予想箇所図

南あわじ市防災ハザードマップ(最新版)

淡路市防災ガイド及び淡路市ハザードマップについて

また兵庫県は8月30日に、「想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図等について」を発表しました。
従来から「洪水浸水想定区域図〔計画規模の降雨〕」が公表されていましたが、およそ50年~100年に1度の大雨による洪水浸水想定区域が表されています。
今回公表された「想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図等について」は1,000年に1度の「想定される最大規模の降雨」時に想定される洪水浸水想定区域図等が示されています。

想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図等について

この区域図は淡路島だけでなく、県下の主要河川・水系について作成されており、淡路島では ・洲本川水系 ・本庄川水系 ・塩屋川水系 ・三原川水系 ・都志川水系 が現在公表されています。

1,000年に1度と言ってもあくまで確率論であり、1,000年ごとにしか発生しないというものではありません。さいころをふると同じ数字が続けて出ることがあるように、「いつ発生するかわからないとてつもない大雨の場合に想定される洪水浸水想定」であると理解することが大切です。

私たち「あわじ暮らし総合相談窓口」では、移住に関するアドバイスと合わせて、移住希望者さんと家や土地の現地を案内することも多々あります。その際、必ずハザードマップをチェックし、必要に応じてアドバイスをさせていただいています。
移住をお考えの皆様、またすでに移住されて終の棲家をお探しの皆様、ぜひ事前にハザードマップをご確認されることをお勧めします。

 

この記事を書いた人

あわじ暮らし総合相談窓口

あわじ暮らし総合相談窓口

「自然いっぱいの豊かな環境で子育てしたい」「自然の息吹の中でクリエイティブな仕事がしたい」など、一人ひとりが希望するライフスタイルに応じた「あわじ暮らし」の実現をサポートしています。

このライターの記事一覧

Top