相談員ブログ

庭にサウナを建ててみた

こんにちは、あるいはこんばんわ。相談員の田畑です。

私が住んでいる南あわじ市は兵庫県に属していますが、地理的には徳島県や香川県の方が圧倒的に近く、特に天気に関しては四国の方が参考になります。そして、今年の梅雨入りは四国と近畿で2週間も違っていたので、一体どっちに合わせて準備すればいいのやら、、、などとまったく些末な問題に心を悩ませていました。

 

そして、その理由が

『遂に、サウナが完成!!』したから~、です。

今年の2月から取り掛かっていた我が家のサウナ計画がやっと完遂し、これから「自宅の庭でサウナ」という堪能できる、と思った矢先に外が雨、、、テンションが下がります。と言うことで、今回は田舎暮らしでしか実現しえなかったプライベート・サウナの設置について書いていきます。

 

何故、サウナ?

東京でサラリーマンをやっていた頃、健康ランド・銭湯巡りにハマっていた時期があり、週末になると片道1時間くらいかけて散歩がてら数件の施設をローテーションして通っていました。その時にサウナも利用させてもらい、人並み程度にはサウナ好きになっていました。

淡路島にも温泉施設は結構あり、それらを目当てに旅行される方々も多くいらっしゃいますが、流石に自宅から徒歩圏内にあるわけじゃなく、最寄りの施設でも車で15分くらいはかかります。それでも移住当初は利用回数券などを買って度々温泉とサウナを楽しんでいたのですが、車での移動が億劫になり、やがて足が遠のきました。

その頃から自宅にサウナがあったらいいなぁ、程度には思っていたのですが、それが遂に実現することになりました。

完成したサウナの正面

中は4人くらい入れる広さ

設計図までは作ったけど、結局。。。

サウナ建設の計画は1年前くらいからスタートしました。最初は設計図作りから。
製図などしたことが無いのですが、CAD(パソコンで製図できるソフトウェア)に興味があり、近所の人たちがCADの使用方法が分からず悪戦苦闘しているのも聞いていたので、勉強も兼ねてサウナの設計をCADでやってみました。使い方はそれほど難しいものではなく、素人でもそれっぽいものが出来たことに嬉しくなり、3パターンほど作りました。

でも、結局サウナは購入しました。

手間とコストを考えたら、購入するのが手っ取り早いとなり、すぐに数社から見積りをとり、そのまま購入へ。

 

下準備と設置

注文後に早速下準備にとりかかりました。設置予定場所へのコンクリート打設です。2月の寒い時期とは言え、1.8m×2.7mの敷地を整地して10cmの厚さでコンクリートを打つのは汗が噴き出る程の結構な重労働です。セメント約80kg、砂利と砂が大体400kg。これを人力のみでかき混ぜて敷いていく、、、二度とやりたくないです(-_-メ)

そして、発注してから3か月後の5月に製品が届きました。今回は組立もお願いしたので、2人で1.5日ほどかけて組み上げてくれました。

 

 

そして、サウナ完成後に自分で囲いを作り、一応のプライバシーは守れるように工作しました。

庭にサウナは必要か?

サウナの価格はハイグレードの軽自動車を新車で買うくらいのものです。1回あたり680円の入湯料を払って健康ランドに行くとして、約3,000回ほど入れます。つまり、年間300回行ったとしても10年以上じゃないと元が取れない。しかも、電気代もかかる(-_-;)

そうなんです、これなら買わなくてもいいじゃないか、、、ってことになります。

でも、スイッチを押したら30分後には90度の暑い樽(バレル)が玄関から徒歩10秒のところにあり、好きな時間に、しかも1人で満喫できる、、、

この満足感、Pricelessと信じたい。

 

設置して1ヶ月ほど経ちましたが、今のところ雨の日以外は使っているので、サウナの健康効果の一つ「睡眠の質向上」を実感しているところです。健康には間違いなく良さそうなので、無理のない範囲で使い続けるつもりです。

 

東京のアパート暮らしでは思い付きもしなかった「自宅にサウナ」。

こんな無謀なことができるのも、田舎暮らしならではかもしれません(#^.^#)

 

この記事を書いた人

田畑尊靖

田畑尊靖

転勤で福井や東京などで暮した結果、静かな田舎暮らしに憧れて東京脱出を計画。どこでも仕事ができるように中小企業診断士や行政書士の資格を取ってから2021年9月に南あわじ市に移住。今はコンサルタントとして起業し、地域の人たちの「法律と経営の街医者」的な存在として様々な相談を受けている。(https://tbt-asml.com/)

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