相談員ブログ

週末ボランティア ~卓球バレー~

こんにちは、あるいはこんばんは。相談員の田畑です。

淡路島に移住してから始めたことにボランティア活動があります。まぁ、自主的にボランティア団体を探して自ら乗り込んだわけじゃなく、こっちで知り合った人から頼まれる形で参加することになったんですが、これが結構良い! 特に心の健康に。
今回は3月2日に開催された「第6回南あわじ市卓球バレー交流大会」にボランティアスタッフとして参加してきたので、その様子をお伝えします。

 

卓球バレーって何?

卓球バレーは卓球台とピンポン玉を使っておこないます。バレーボールと同じく1チーム6人が競技に参加し、相手コートにピンポン玉を打ち返すことでポイントを競い合うゲームです。特徴としては、選手全員が卓球台の周りに椅子を置いて「座ってプレーする」ことで、これにより車椅子の人やお年寄りでも参加できる「パラスポーツ」として人気を集めています。

ピンポン玉は通常の卓球で使用するものと大きさは同じですが、転がると音が鳴るように中にビーズのような小さな粒が入っています。その玉を長さ30cmの板で打ち返すんですが、バレーボールや卓球と違い、ネットの下をくぐって相手チームのコートに返すのがルールです。


12人で卓球台を囲む、老若男女や障がい者もみんなで勝敗を競うスポーツです

 

ボランティアって何をしたの?

会場は南あわじ市文化体育館のメインアリーナをすべて使って行われました。主催のNPO法人やその関係者と9時に体育館に集まり、まずは会場設営のお手伝いです。
卓球台を7セット搬入して設置したら、次は椅子を並べます。一つのコートに12脚ずつ。まったくの余談ですが、試合が始まったあとに、このパイプ椅子の高さや座面の角度が悪いという苦情を何件か受けました。どんだけ真剣なんだ…

卓球台周りの準備が終わったら、周囲にフェンスを立ててピンポン玉が飛び散らないように囲いを作り、本部席や景品置き場、 バザー会場の机を20セットほど並べたら準備は完了です。
これをボランティアを含めた10人程度が1時間ほどかけておこないました。


会場はこんな感じ

また、せっかく人が集まる機会なので、パラスポーツをもっと知ってもらうために、各種体験コーナーの設置も手伝いました。


フリスビーを得点ボードに当てるディスゲッター


車椅子に乗って操縦する体験コーナーもありました

いざ、開幕

会場の準備が整ったら、いよいよ開幕です。今年は遠く岡山県のチームも参加し、全25チーム総勢200名ほどの人が参加してくれました。なかには未就学児童や車椅子の人、90歳を超えた人など一般のスポーツでは考えられないバラエティにとんだメンバーが開会式に並びました。
そして、開会式特有の偉い人たちの長めの挨拶も終わり、試合がスタートしました。


開会式の様子。結構大きな大会になりました。

試合が始まると、私は大会本部席で集計スタッフとしてのお手伝いをしました。試合が終わるたびに審判が届けてくれるスコア表を預かり、ホワイトボードに転記していきます。予選が終わるころには結果を見に20人近くが集まり、

「はぁ~、だめかぁ」とか「よしっ、決勝!」など、悲喜こもごもの感想が聞こえてきます。

午後からは決勝トーナメントがスタートし、会場はさらにヒートアップ。
でも本部席の仕事はひと段落し、ぶらぶらと会場をまわったり、バザー会場でお菓子を買ったりとのんびり過ごしていたら、すべての試合が終わり、閉会式に。みんなで健闘を称え合いました。


閉会式の様子。表彰を受けているシーンの後ろで、着々と片付けがはじまっています

 

そして、ボランティアの最後の仕事、、、後片付け

そんなこんなで無事に大会も終了し、残ったメンバーで後片付けです。使ったものを設置した時と逆の手順でもとあった場所に仕舞っていく。設置に1時間くらいかかりましたが、椅子の片づけなどは選手も手伝ってくれたので、時間は半分くらいで終わりました。

なぜか、綺麗に何もなくなった体育館って好きです (*´ω`) センチメンタルでエモい

今回で3回目のお手伝いとなった卓球バレー大会のボランティアですが、毎年参加チームが増え、規模が拡大しています。
その分、スタッフの人手も足りなくなってきているような…

移住したら、お手伝いしませんか?

この記事を書いた人

田畑尊靖

転勤で福井や東京などで暮した結果、静かな田舎暮らしに憧れて東京脱出を計画。どこでも仕事ができるように中小企業診断士や行政書士の資格を取ってから2021年9月に南あわじ市に移住。今はコンサルタントとして起業し、地域の人たちの「法律と経営の街医者」的な存在として様々な相談を受けている。(https://tbt-asml.com/)

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