こんにちは、あるいはこんばんは。相談員の田畑です。
淡路島に移住してから始めたボランティアですが、今回は我が家から車で2分歩いて10分の吹上浜キャンプ場で開催された男女の出会いのイベント「吹上げる恋」にキャンプ場管理人として参加してきましたので、その模様をお伝えします。
※参加者として出会いを求めて現場に居た訳ではありませんので、あしからず_(._.)_
吹上浜キャンプ場って?
過去の相談員ブログでも書いたのですが、私、、、キャンプ場経営もやってます。町内にあるキャンプ場を自治会が管理しており、
人手が足りないので自治会の役員である私も現場に出たり、裏方の事務仕事をやったりと珍しい体験をしています。
詳しくは、リンクをご参照ください。
キャンプ場経営をやってみた | あわじ暮らし総合相談窓口 【淡路島(淡路市・洲本市・南あわじ市)への移住相談】
ちなみに、お客さまの中には「ブログ観ました!」と声を掛けてくれる人もいて、「あっ、それ書いたの私です^^;」なんて会話をすることも何度かありました。移住に興味があってブログ→キャンプ場の流れで観てくれたのか、淡路島でキャンプ→吹上浜キャンプ場→ブログに辿り着いたのかは分かりませんが、相談窓口とキャンプ場の相乗効果?が生まれているのかも。
こんなキャンプ場を貸し切って12月7日に行われたのが「吹上げる恋」です。
実行委員会は地元商工会メンバーが中心となって半年以上前から企画していて、キャンプ場の営業期間が終わった12月に開催することになりました。

↑この時はまだ関係者だけですが、キャンプ場の一番奥に大型看板を設置しました
どんなイベントだったの?
イベントは一昔(二昔?)前に流行った「ねるとんパーティー」風とでも言ったらいいんでしょうか、若い男女が全員の前でマイクを持って自己紹介してから、各々決められたテーブルに着席して歓談。その後、ピザを焼いたりマシュマロを焼いたりお互いを知る各種催しがあり、最後は「告白タイム」。
いまどきの婚活のような未婚証明書の提出や年収証明など「本気(ガチ)」なものではなく、晴れた休日に自然豊かなキャンプ場で初めましての人たちがワーワー・キャーキャー言いながら飲食を楽しむ、、、懐かしい感じのものでした。
参加者は女性20名、男性20名で、それにスタッフが約20名以上と何故か近所の観覧者も加わり、総勢70名近くの人が休業期間中の閑散としたキャンプ場に集まってくれました。

↑記念撮影の場面。スタッフはサンタ帽を被っています
ピザ焼き体験
今回の目玉企画が「みんなで仲良く、ピザ焼き体験」でした。この日のためにキャンプ場内の炊事場にピザ窯を製作し、何度かの試験と試食を重ね、遂にお披露目することができました。

↑キャンプ場の炊事場に設置された自慢のピザ窯
ちなみに、このブログを読んでいる人なら既視感のある形だと思いますが、、、そうなんです。これ我が家のピザ窯を視察にきた地元の職人さんたちの手で作られたので、サイズも構造もほぼ同じ。でも出来栄えは…職人には敵いません(T_T)
この窯で20枚以上のピザを焼いて振舞いましたが、みなさん喜んでいたように思います。

↑準備万端のピザ生地たち。参加者が好きなトッピングを乗せて、窯にGO!


イベントを通して感じたこと
この度の私の役回りはキャンプ場の施設管理者として滞りなくイベントが進行することを見守る?ことと、万が一泥酔者や体調が悪くなった人がいれば管理棟で休んでもらう救護班?的なもので、かなり消極的な立ち位置でした。それでも、前日からの鍵の開け閉めや各種施設への通電確認などやれることは幾つかあったので、それなりに仕事はしたのではないかと。
そして、このイベントをスタッフ側から見て改めて感じたことは、「地域のポテンシャル」でした。
キャンプ場という都会にはないロケーションもそうですが、やると決めたら一致団結してやり切る地元の人たち=人財の豊富さも貴重な地域資源だと感じました。ピザ窯を製作する人、イベント参加者を集める人、看板を製作する人、司会進行で盛り上げる人、スープやパスタ、ワインにピザを振舞う人、音響を設置する人、、、そして、これらをまとめ上げて段取りする人など、都会ならイベント会社に丸投げすればいいのかもしれませんが、これらすべてを地元の人たちで何とかしてしまうパワーとネットワークにはほとほと感心させられます。
こんな場所だからこそ、色々な人に役割と居場所があるのでは…なんて感じた1日でした。
皆さんも移住して新たな居場所を探してみませんか(^.^)/~~~





