えま&慧奏さんは全国で公演、ライブ活動を繰り広げているプロのミュージシャンです。ピアノをはじめ、民族打楽器、カリンバ等を織りまぜ独自のスタイルで活躍する慧奏さん。個性的な歌声と、二胡などの弓奏楽器をあやつるえまさん。そのサウンドに魅せられたファンは淡路島でも数え切れません。
お2人が出会い、一緒に活動を始めたのは今から15年前。慧奏さんは30年、えまさんは20年というキャリアをお持ちですが、お2人の出会いによって「えま&慧奏」の活動と前後してお2人一緒の生活も始まりました。
ご夫婦として子育てや家事をこなしながら、演奏活動でも全体の3分の2くらいは一緒だというお2人ですが、ケンカはしないのでしょうか?
「仲がいいんですよ!」と笑うえまさんの横には、やはり笑顔でコーヒーを入れる慧奏さん。「お菓子ないかなぁ?」なんていう2人の会話にも仲のよさが感じられます。
淡路への引越しは今から11年前。2人目の息子さんの出産を控えてのことでした。
それから5年後、同じ地区にスタジオを備えた現在の家に移り住みました。海が見えるという利点も加わり、ますます田舎生活も充実したようです。
「ほっと出来る環境」と喜ぶ慧奏さん、釣りや野菜作りを楽しみつつ、草刈りも怠りません。「私は採集民族なんです。」と言うえまさんの方は、タラの芽やタケノコなど、もっぱら自然の恵みを楽しみにしているようです。
また淡路島での田舎暮らしについて「周りの干渉が強くなく、ものづくりには最適の場所」と評価されます。豊かな土壌を生かして、文化や芸術を産み発展させる可能性のある場所であると・・・。
取材日:2011年02月08日