はじめまして。
今月から新しくブログを始めることになりました、
池田美穂です。
今日はまず自己紹介をさせてください。
私は千葉県浦安市の出身で、埋め立て地に作られた新しい街にて育ちました。
周りは皆私たち家族と同じように、どこか違う地域から引っ越してきた人たちです。
周りに田畑なんてひとつもなく、自然は皆作られたものでした。
祭りのような伝統行事も存在しません。
20歳の頃から段々と自分の足で色々な場所に旅行に行くようになり
「自然の美しさ」に惹かれるようになりました。
20代半ばの頃に、会社の先輩に連れて行ってもらったことをきっかけに
山登りに興味を持ちました。
そして大した装備も持ち合わせていませんでしたが屋久島へ。
ジブリのもののけ姫のような世界に触れ、
美しい苔むす森に深く感動しました。
また、一方ではなぜか「島」に惹かれる傾向がありました。
沖縄や石垣の離島、瀬戸内海のしまなみ海道の島々、隠岐の島、佐渡島、小笠原諸島、、、
登山のきっかけとなったのも屋久島ですね。
旅行で数々の島を訪れました。
就職した会社の転勤をきっかけに2011年に神戸へ。
一人暮らし、外資系企業で毎日夜遅くまで働く日々。
仕事はやりがいもあったし楽しかったけど、
体はしんどかったです。
本屋に行って「田舎に移住」がテーマの雑誌を読んで
今思えばその頃から田舎への移住に興味がありました。
でも、仕事を辞めていく勇気なんてないし、ましてやひとりでなんて。
そう思ったし現実的に考えたことはありませんでした。
そして興味のあった山登りを始めようと、サークルに飛び込みました。
夫ともそこで知り合いました。
2019年に結婚し、最初は大阪の高槻に住みました。
すぐに子供ができましたが、
激務と結婚式の準備、持病があいまって緊急入院。
子供は28週(通常40週)の早産でNICUへ。
幸運にも子供は無事に育ちましたが、
私はこの会社で働き続けたら、また無理をして体を壊してしまうと思い
退社を決意しました。
そして色々と考えた結果、個人で結婚相談所を始めることにしました。
家族で今後住む場所を考えたときに、神戸あたりがいいということで
家探しを始めました。
「一戸建てがいい」と思いましたが
神戸で一戸建てとなると、とてつもない急坂を上った山の上か
駅近であれば極小の土地に3階建て、が現実的。
それでも費用的にはかなり高い。
「コレ」という土地にも出会えず
神戸より西側の明石あたりも検討しようか、と話し始めたときに
インターネットで土地を検索していていた夫が
「淡路島なら安いよ(笑)」と冗談交じりに。
私は雷に打たれたように「それだ!」と思いました。
淡路島なら単なる田舎ではなく、観光地だからきっと飲食店なども多い。
買い物するなら神戸にも近いし、夫の通勤さえ可能なら選択肢としてアリだ、と。
すぐさま淡路島について調べ始め、
インターネットで検索して「あわじ暮らし総合相談窓口」を見つけました。
ご連絡して、まずは日帰りの面談でお話を聞かせていただき、
そこで1泊2日のツアーを提案していただき、後日参加しました。
1度目の面談で、土地勘がなかった私たちに
「この辺がいいのではないか」と
通勤しやすい東浦エリアや高速バスについて教えていただきました。
同時に賃貸物件も探し始めていましたが、
インターネットではなかなか情報が出てこずに困っていました。
2回目に淡路島を訪れた1泊2日のツアーでは
私たちと同じような年代、家族構成の先輩移住者を紹介していただきました。
そしてその方から「私たちが住んでいるマンション、今なら空きがありますよ。」と教えていただき
そのご縁で無事にそのマンションに住むことになりました。
2018年11月下旬に初めての面談、
12月に1泊2日のツアー、
2019年1月末には淡路島へと引っ越しました。
あっという間の決断でしたが、
最初は賃貸物件でしたし子供もまだ1歳。
もし合わなければまた神戸に帰ればいいや、と
非常に気軽な気持ちでの淡路島移住でした。
おかげさまで淡路島に住んでみてすっかりこの生活が気に入ったので
1年経つ頃には自然とここへ定住することを決めました。
以上が私の移住までの道のりでした。
今思えば田舎や自然に興味を持ったのは、それとは真逆の場所で育ったからでしょうか。
同じように自然が好きな夫と知り合ったことで
住まいや暮らしの在り方についても似たような考えでしたので
家族が暮らす場所としては、淡路島はこの上ない場所だと思っています。
次回以降は淡路島に来てからの私たちの暮らしについて
ご紹介していきたいと思います。
長文ですが最後までお読みいただいてありがとうございました。