移住者ブログ

淡路島のお祭り

こんにちは。結婚相談所のいけだみほです。

今日は「お祭り」についてお伝えしてみます!

 

皆さんの生まれ育った土地にはお祭りはありますか?

私は埋め立て地の新興住宅地に育ったため、神社主体のお祭りというものは身近にありませんでした。

だからこそ、大人になってそういったものに惹かれるように思います。

 

淡路島には、全国的に有名なお祭りはありません。

おそらく皆さんもあまり聞いたことはないでしょう。

 

でも、移住してみて驚いたのは、あちこちで町単位のお祭りがあるということです。

私は結婚相談所をしているので、会員さんに30~40代の男性が多くいますが、

彼らが「祭りで忙しい」などという話をよくしているのです。

 

多いのは「だんじり」ですね。

関東出身の私にしてみたら「だんじりって何?」という感じ。

関東では神輿が主流なので。

 

神輿は神様を「担ぐ」もの。

だんじりは担ぐものもあるようですが、基本的には「引く」もの、そしてその上に人が乗ります。

人が上に乗るのは神様をもてなすための出し物、だからだそうです。

(大阪・岸和田のだんじり祭りが全国的にも有名ですね。)

 

一口に淡路島、といっても地域によって祭りの形態はかなり違うと感じます。

淡路島の一番北側にある、淡路市の岩屋という地域でも先月(2023年9月)に、久しぶりにお祭りが開催されたそうです。

1か月ほど前から、岩屋に住んでいるわけではない私の耳にも「岩屋の祭りが、、、」とあちこちから聞こえてきて、

老若男女、皆が楽しみにしているのが伝わってきました。

 

岩屋の祭りは珍しくも、女性がだんじりに乗るんです!

そのための着物なんかも祭りに向けて作っていくんだとか。

 

また、岩屋に限らず、ですが、厄年の男性が神輿を担ぐという風習があるそうです。

 

私の子供が通っている保育園で岩屋地区に住んでいるお子さんも、祭りには太鼓をたたく役として参加。

そのために地域の人たちと練習をしてきたそうで、お祭り当日だけではなく、そのための準備を通して地域の人の連携や気持ちも深まっていくんでしょうね。

 

こちらのサイトで様子が詳しくわかるのでよろしければ見てみてください。

 

 

また、2023年10月1日には私の住む東浦にある松帆神社のお祭りに行ってきました。

規模は小さいですが、「たいこ宮入り」というものがあり、地域の子供や町内会が主体で山車を担ぐのですが、上に載せているのは太鼓で、中に人が入って太鼓をたたいているのです。

こちらも詳しくは神社のHPをご覧ください。

 

そして、私が淡路島に来て初めて知った風習が「餅巻き」です。

(調べてみたら全国で行われているようですが、、、)

これは造船所の出水式で初めて目にしたのですが、今回の松帆神社のお祭りでも行われていました。

意味合いとしては「災いを払う」ということだそうです。

 

(今回松帆神社のお祭りで撮影した餅まき↑)

 

それにしてもこの餅まきとはなかなか危険なイベントでして、、、

本気で餅を投げられ、お腹に直撃!痛かったです。

 

そして、お餅を取る方の本気度がすごい。

地面に落ちた餅は争奪戦。

「どうぞどうぞ」なんていう譲り合いの精神はゼロ。

というわけで生ぬるい私は餅を一個もゲットできずに終わりました。

 

 

今回は岩屋と東浦のお祭りを紹介しましたが、淡路市、洲本市、南あわじ市の各町単位で様々なお祭りが存在します。

移住して、参加できるようになったらあなたも立派な淡路島民!?

そんなお祭り、ぜひ色々と探してみてくださいね。

この記事を書いた人

池田美穂

池田美穂

1982年千葉県浦安市生まれ。大学卒業まで実家で暮らす。 就職した会社の転勤により神戸へ。 2017年趣味の山登りを通じて知り合った夫と結婚。 結婚後は大阪府高槻市に住む。 2017年10月に娘を出産。育休中に退社。 2018年11月ごろ、あわじ暮らし相談窓口にお世話になり、移住を決意。(1泊2日のツアーに参加) 2019年2月に淡路島へ移住。それと同時に結婚相談所を開始。今に至る。

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