移住者ブログ

いちご園と段々畑のJamSession

みなさんこんにちは、藤田祥子です。春の陽気はますます心地よく、温かい日々が続いています。

淡路島は観光アイランド。淡路島の人も、神戸方面や四国方面から訪れる人たちも、みんなが楽しめるイベントが年中あちこちで開催されています。

そんなお祭り気分も、昨年は新型コロナウィルスの拡大で自粛ムードでした。今年ももちろん、予断は許さぬ状況でこれまで通りとはいかない様子。

でも、だから、「いま、誰と、どこですごす?」。そのひとつひとつの機会がとても大切になっています。

 

淡路島に移住して以来、毎年春の恒例イベントとして、いちご農家さんと「JamSession ゲストといちごの特別な時間」を企画してきました。
 

3月の週末に毎週のように、かわるがわるゲストをお招きして、2時間たっぷりいちごの摘み取り園を楽しむというもの。昨年はこちらのイベントも途中で中止に。いろいろ初めての経験で、中止にするしか考えが及ばなかったんですよね。

 
 
 
一年経って、新しい生活なんて定型文になっちゃって、しょうがないよね。なんて積み重ねが膨らんで膨らんで。スカッと遠くに行って、気持ち切り替えることもなかなかできない。
 
だから「いま、誰と、どこで過すのか」その一回がめちゃくちゃ大切になって、どこかへ出かける計画も以前よりもとても入念に考えるようになりました。
 
 
この一年で、淡路島に訪れてくれた人たちが口にする言葉も変わりました。特に耳にしたのは「解放感がある」ってこと。
 
どこでもドアがあるみたいに、フラットにいつでもどこでも!なんて日々も確かに楽しかった。けど、今は自分でちゃんと選ぶこと。旅に出かける場所も、ひとつひとつ自分で選ぶことが必要になりました。
 
でもシビアになる必要はなくて、「自分で選ぶこと」それさえできれば、何も心配なんていらない。できる限りの対策をして、できる限り楽しむ。すべてを辞めようなんてしなくていいんだなって思います。
 
楽しく考える方法はいくらでもある!
 
このスピリッツは、淡路島の人たちに根付いていて、移住前から憧れでもありました。だから私も、こういうときこそ、淡路島の人っぽく、前向きに楽しく考えたいのです。
 
 
 
森を飛び回る鳥たちや蜜蜂、段々畑の野菜たち、ガラスハウスに実る赤いいちごは、何も変わらずいてくれるので、それを見るだけでもなんだか安心します。そういう風景が身近にあることも、島の人達のタフで前向きな精神に由来しているのかも。
 
なんか大丈夫な気がする!
 
そんな気がしてくるんですよね。そういう人や土地柄が、淡路島の解放感だったりするのかなって思います。
 
自分で考えて選んで、ちょっと大変だけど、楽しいこともちゃんと考えたら大丈夫。
 
というわけで、今年はバッチリ対策して、イベント開催までがんばりたいなと思っています。みなさんの大切な一回に選んでもらえたらとても嬉しい!
 
このブログを読んでくださっている方にも、そんな気持ちが届くといいなと思います。もしよかったら、遊びにいらしてくださいね。企画チームはどんとこい!って感じでお待ちしています。
 
 
4/29(祝・木)3部制
 
JamSession2021 -THE FINAL-
いちごの摘み取り園を中心に、海をみながら、森から抜ける風を感じながら、段々畑へ!さまざまなゲストがあちこちで楽しいコンテンツを繰り広げます。
 
いちごを摘み取って、のんびりすごすもよし、音楽に耳を傾けるもよし、何かをつくるもよし、おいしいものを味わうもよし!誰と過ごしたいかなって、自由に選んで過ごしてくださいね。
 
チケットは予約制。詳細は以下よりご覧ください。
 
 
みなさんにお目にかかること、楽しみにしています!

この記事を書いた人

藤田 祥子

藤田 祥子

1985年兵庫県三木市生まれ。通信教育のWebアプリケーション開発、通信販売のカタログ編集・Webディレクション・商品企画に携わった後、2017年4月 No.24設立。前向きで主体的、楽しく生きる島の人たちにあこがれ、2014年より淡路島民に。新しい価値との出会いや、その扉に手をかけた時の胸の高鳴りを大切に。書籍やフリーペーパー、Webメディアの企画・コピーライティング、淡路島をフィールドにした商品開発、廃校跡地を利用したカフェノマドの運営を手掛ける。

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