移住者ブログ

淡路島で一味違った書道体験を

書動家の友人「つ花​セ​ん」さんが​、書道体験のできる店舗を営んでいるということで、モニターとして「でっかい書道」の体験をさせてもらいました。

つ花​セ​んさん​と​は、​これまでに​一緒にイベントを企画したりする仲で​、そのころから「書道を楽しんでもらえる場所をつくりたい」と話してくれていたので、このたびその夢が叶ったということでとってもおめでたい!

 

ノスタルジックな書の空間 五色の恋文

五色の里山から海に抜ける道沿いに「つ花セん」さんのアトリエ、五色の恋文はあります。こちらは​7年ほど空き家だった日本家屋。頼もしい友​人​達​の力​を借りつつ​、居心地の良い「書の空間」づくりを​現在進行形でコツコツ​と​進めてい​るそうで、私が遊びに行ったときも絶賛草刈り中!でした。自然に囲まれた場所ですが、大きな道に面しているし、近くにバス停もあるので、観光客も迷わず来れそうないい立地。

カラフルな壁画が目印

 

ガレージを改装した「でっかい書道」体験ブース

 

でっかい書道と写古事記

アトリエでは一味違った書道体験が出来ます。

でっかい書道:ホウキのような書道パフォーマンスで使う特大筆を使って全身で文字を書く体験
写古事記:写経のように古事記をなぞる体験

 

今回体験するのは「でっかい書道」

最初に見本を見せてもらって、さっそく書いてみます。もちろん、自分の背丈ほどある大きな筆を持つのは初めての体験!思ったように筆が動かせず、おどおどしながらも書き上げます。そうしていると、私が書いていたのがうらやましかったのか、はじめは恥ずかしがって筆も持たなかった娘が「自分もやる!」と言って力強く書き出しました。

めっちゃでかい筆!

 

興味が湧いてきた様子(笑)子供用の筆もあります

 

本能に従って書いていきます

 

文字を書くという特別な体験を

パソコンやスマホが普及した現在、文字を書くという機会が減ってきています。私もたまに手紙を書くときは漢字がぱっと書けずに悲しい気持ちになったりします。「五色の恋文」という店名は、大好きな人に手紙を書くときのように、ドキドキ・ワクワクする気持ちで、ゆっくりていねいに自分らしい文字を書いてほしいとの思いで名づけられたそうです。めっちゃ素敵。

 

書道体験の後はみんなで虫取りをしました

 

ブログ読者のみなさんも、あわただしい日常を少しだけ忘れて、自分の文字に向き合う時間をつくってみてはいかがでしょうか?きっといい思い出になると思いますよ。

 

五色の恋文

住所:洲本市五色町都志大日536

TEL:080-1520-8223

営業時間:10:00〜17:00 予約制(オープンデイは予約不要)

休業日:不定休

WEB:http://tsukasen.com/

この記事を書いた人

黒川香苗

黒川香苗

1984年岡山生まれ。大学卒業後、大阪の建材メーカーでデザイン開発を担当。退職後、夢だったゲストハウス開業に向け、生きた英語を学ぶため単身カナダへ。帰国後、開業に向けての準備をするうち、ひょんなことがきっかけで南あわじ市地域おこし協力隊に。卒隊後は淡路島に定住し、ADDress淡路島の大家兼フリーのデザイナーとして活動中。

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