移住者ブログ

私たちの淡路移住計画!

こんにちは!土中 杏美(どなか あみ)です。

前回のブログでは、私の自己紹介がてら、淡路移住に至るまでのことを書かせていただきました。
今回は、淡路移住を決めてから実際に移住するまでのことを書いてみようと思います。

淡路視察のこと

当時、入籍を控えていた夫と「移住しよう!」と決めたのが2021年6月。
それから情報収集をはじめ、「淡路よさそう!行ってみよう!」と計画したのが7月。
旅行を兼ねて、洲本市を視察しに行ったのが8月のことでした。

事前の情報収集で【東側が賑やかで西側が静か】というイメージを持った私たちは、なんとなく西側に惹かれて、まずは五色地域を訪れることに。

伊丹空港からバスで五色地域まで。
五色にあるお宿・梅木屋さんへ泊まって周辺散策しよっか〜!くらいに考えていたのですが、梅木屋のご主人がご丁寧に淡路について色々と教えてくださって、おかげさまでとても有意義な時間を過ごすことができました。

海のすぐ近くでとても気持ちがよく、「あ~毎日ここで夕日見れたら幸せだね~」なんて話ながらお散歩。
夜は美味しいお寿司とお酒に舌鼓を打って、「近所にこんな場所あったら最高〜」なんて呟きながらほろ酔いで帰って。

梅木屋さんから歩いてすぐの「春吉」さんにて。

そして、翌日。
またまたバスで東側へ移動して、洲本の中心部へ。

今や毎日のように通っているS BRICKや市民広場、図書館などを見てまわり、イオンの中を覗いて、事前に面談予約をしていたあわじ暮らし総合相談窓口のみなさんとご対面!
(この時は、移住後までこんなにお世話になるなんて思ってもみませんでした!)

【島の中に3自治体が共存している】というのが、淡路よりも小さな島に住んでいた私たちにとっては不思議な感覚で、住む市を選ぶときのポイントや家探しのポイントなどを伺いました。

その後、市役所で市営住宅についてのお話を伺って、夫婦ふたりの心は完全に決まりました!!!
「淡路いい!やっぱり、ここに移住しよう!」と。

(当時、両親に淡路視察の報告をするために作った動画を貼り付けておきます。参考になるか分かりませんが、よかったらご覧ください。)
(後半は淡路夢泉景での様子なので、移住は関係ありません😅)

https://youtu.be/L652KbndQo4

初視察後~家探しまで

その後も移住関連のイベントにアンテナを張りながら、インスタで行きたいお店探しをしたり、こちらのブログを読んだりして、淡路で暮らしたい気持ちを育む日々。

11月には洲本市が開催したオンラインイベントへ参加。

そして、1月にあわじ暮らし総合相談窓口主催の一泊二日の現地視察イベントへ参加。
…の予定だったのですが、こちらはコロナの状況を鑑みて断念。

冬の様子も見てみたかったので残念ではありましたが、市役所の方やあわじ暮らし総合相談窓口のスタッフとメールでやり取りするだけでも、淡路を近くに感じられて、移住へのモチベーションになりました。

いよいよ家探し

そうこうしているうちに年度が変わり、2021年5月。
夫の仕事の関係で、淡路への移住は11月を目標にしていましたが、5月には大阪へ居を移して家探しに着手し始めました。

前回のブログでも書いた通り、話を伺った人全員に「とにかく家がない」と言われていたため、高望みはしないことにして、出した条件はこの通りです。

  • 間取りは2LDK(寝室、仕事部屋、LDK)
  • 光回線がひける
  • 水回りが古すぎない(築年数15年以内)
  • 周辺が静か
  • できれば洲本市内、なければ淡路市

理想だった五色地域は物件情報がまったくなかったので無理だろうと諦めて、「畑をしたい」「海までお散歩できる距離に住みたい」といった願望は移住してからゆっくり叶えていくことにしました。

5月末
不動産屋さんにコンタクトを取り始めましたが、淡路島にある不動産屋さんはお忙しいのか、メールも電話も繋がらず、唯一コンタクトが取れた大東建託さんにお世話になることに!

6月
店舗へ伺って、神戸市内にある同様の物件を内覧させてもらいました。
やはり「淡路島は空き物件が出てもすぐに埋まってしまって、なかなか物件がない」ということだったので、「背に腹は代えられない!条件に合う空き物件が出たら11月の引越しを待たずに契約しよう!」と夫と決めて、賃貸情報サイトを毎日のようにチェックしていました。

7月末
9月入居の物件が出始めたので、再び大東建託さんに問い合わせて。

8月
洲本市内の2軒の物件を内覧
させていただけることに!

リビングをチェック中。

実は当時、今住んでいる家ではなく、もうひとつの家の間取りが気に入ったのですが、そちらはなんと光回線がひけないことが判明…。
家で仕事をする私たちにとっては、ネット環境は電気・ガス・水道と同じくらい大切なインフラ。
「だけど、だけど、見ちゃったからには諦め切れないーーーー!」と思ってしまった私は、夫を巻き込んで色々と調査・問い合わせを開始。
しかし結果は、光回線がひけないどころかポケットWi-Fiの電波も弱い物件だと分かり、諦めて今の物件に決めたという裏話(?)がありました。

とまぁ、ひと悶着もありましたが、無事に9月〜賃貸契約をして、10月21日に引越しという流れ。
住んでいない間の家賃を払うのはもったいないという気持ちがゼロだったわけではありませんでした。
でも、これを逃して家が決まらず、引越しが先延ばしになったら悔しすぎる!!!
そう思ったら、9月から契約するという選択肢以外はありませんでした。
そのくらい淡路に住むことを楽しみにしていたのです。

住み始めてから

私たち夫婦は、“家の中”を大切にしています。
家で仕事をしていて、いる時間が長いから余計かもしれません。

今は1歳の娘との3人暮らしをするのに、この部屋が「ちょうどよかった」と感じています。

もし運よく畑ができる家に住めていたとしても子育てに追われて畑どころではなくなっていただろうし。
古民家暮らしを3年やってみて、水回りが新しくて綺麗なことの快適さ・有難みを痛感したし。
Wi-Fiがひけずに諦めた部屋よりも、3人ならこっちの間取りが合っていた。

こじんまりと少ない物で暮らせる空間や、ご近所付き合いがない気楽さなんかも、今はちょうどいいです。

そう考えると、「私たち、ここに来るべくして来れたんだな」と思えます。

リビングは、ほぼ娘の部屋になっています。

この先も家を購入するつもりはないので、娘の成長に合わせて家探しを繰り返していくことになると思いますが、その時々の私たち家族にちょうどいい家と出会えると信じていたいです。

「淡路島で暮らす」と言っても、暮らし方は本当に十人十色。
みなさんにとって、”ちょうどいい家”はどんな家でしょうか??

 

《お読みいただき、ありがとうございました。
 次回は、0歳の娘とのお出掛けについて書かせていただきます。》

この記事を書いた人

土中杏美

土中杏美

1990年生まれ。実家は東京。大学卒業後、OLを経て東京脱出。1ヶ月間、カウアイ島でヨガとアーユルヴェーダを学び、帰国後は、海の近くで暮らす夢を叶えるために島根県隠岐の島町へ移住。3年間、地域おこし協力隊として「関係人口創出」のためにあれやこれやと奔走しながら、副業でヨガレッスンと民泊営業を行う。退任後、コロナ禍突入で事業撤退、そして結婚。夫とふたりで"自分たちらしい暮らし"を求めて淡路島へ移住。移住後すぐに娘が生まれ、家族3人海のそばの賃貸一軒家で暮らし中。

このライターの記事一覧

Top