移住者ブログ

春前の淡路島

こんにちは!ジャズミンです!

暖かい日が増えてきましたね。ただ、昼間と夜の温度差や急な天気の変更は、春がもうそこまで来てる♬と教えてくれているようです。1年間の中で一番体調を崩しやすい時期でもあると思うので、みなさんも気をつけてください。

この季節の淡路島と言えば「花さじき」のイメージが強いですかね。今までのワタシもそう思ってました。でも、この頃は自分自身に変化があったのか、時間の流れをゆっくりと感じながら用事で出かけたついでに見る景色の中に春を感じています。ワタシだけではなく、子どもたちも目で見て、手で触って、鼻で匂いを嗅ぐなど、人間が持っている五感で何かを感じているようです。

この菜の花畑は子どもたちの病院へ向かう道の途中で目に入り、車を止めてドアを開けると風と共に入ってくる優しい香りに長女と長男が「わあ~いい匂い~」と思わず言葉に出たみたい。家に帰ってみると、旦那さまの親の畑にも存在感をアピールするように真っ黄色の同じ花がありました。そして、たまに頂いてた食べるための、ゴマで和えた菜の花は、咲いてしまう前の段階で取るこの花だったと知って驚きと共に(・o・)また一つ勉強になったと、自分より上の年代の方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

この写真は南あわじ市にいるワタシの親に会いに行く途中で撮りました。運転していた旦那さまに車を止めてもらって、太陽の光と風を浴びながら深呼吸。たまに立ち止まってみると見えてくる景色に感動してみたり、自由と開放感に生きているんだねって感じるひとときでした。

この神社は国道から1つ中の道にあります(淡路市東浦)。この日は雲がなくキレイな青空で、いつもは何気なく通っていた道だったのにあまりの美しさに写真を撮りました。長女は「またゆっくり歩きたい。ここ、なんだか好き!」と言っていたので、時間を作ってまた行きたいと思います。緑いっぱいではありますが、桜の木もあるらしく満開になったとき、昼間はもちろんですが夜のライトアップもキレイだと聞きました。残念ながらまだ見たことがないので、今年は見に行きたいです。

と、ここまではいい天気のときの話をしてきましたが、この時期の淡路島はそんな日々ばかりではありません。

愛知県にいたときは感じませんでしたが、淡路島は冬から春へ移るときの天候が激しく変わりやすいと感じます。長女が「天気予報は当てにならない」と、口にするくらい(笑)。台風でもないのに急に強い風がひゅ~ひゅ~と大きな音をたてながら吹き出します。夏だとありがたいですが、今だとまだ冷たいので身体が冷えます(´。`)

知人の言葉ですが、「田舎暮らしは子育てにいい!空気がおいしい!っていう憧れだけでやっていけるものじゃない」。

それぞれの地域でメリットとデメリットがあります。都会の感覚とのズレがあると感じることもたくさんあります。何をどうすればいいかわからなくなることも多々あると思います。せっかく田舎暮らしをするのなら、ママも子どもたちも楽しみながら過ごしたいですね。そのためには、移住前に実際に足を運んでみてそこにいる人たちと話をしてみて、自分の感覚でその場所が合うか合わないかを感じてみるのがいいと思います。

そんなことも考えず…行く場所は旦那の都合で選べず…そんな方に最近会いました。このままやっていけるか不安の言葉まで。かわってあげることはできませんが、話を聞くことならできます。ワタシ自身が実際にやってきたことや何かを乗り越えた人の情報も伝えることでサポートはできます。なぜそこまでやる?とよくきかれます。それは、せっかく来たし、出会えたし、何より子どもたちの笑顔が見たいからだけ!なんです☆親子とは目に見えないもので繋がってます。ママが笑顔だと子どもも笑顔になります。幸せの連鎖が起きます。真逆の気持ちでも同じです!しゃべられなくても感じ取ってしまうものなんです。

敏感で繊細な子どもなら特にツライ想いをしてしまいますので、自分の子どもはどんな特徴の持ち主なのか観察してみては?新しい、楽しい発見があるかも知れません。

ペルーという国で生まれ育って、日本という未知の世界にやってきて、淡路という島に移住し生活してきて、いろんな出会いと別れの中でいろんな学びがありました。お陰でワタシにしかわからない感覚、ワタシにしか伝えられないことがたくさんできて、それらをすべてまわりの人たちや我が子たちにどれだけ残せるかと思っていた頃、このブログを書くことになり良かったです。

実は今回で最後になります(^^)

子育てというテーマをメインにやってきて、約一年前から子どもたちだけではなく、ワタシも大きく成長できた気がします。毎回書く度に、自分がやりたい子育てとは何か。やりたいと現状はどうなのか。自分自身と向き合い、子どもと向き合い見えてきたものがたくさんありました。修正が必要な部分ともっと伸ばさなきゃと思う部分とハッキリ見えてきて、すごくプラスになりました。その中で特に強く思うことは、淡路島で良かった!です。

いろんな縁が重なり今があります。言葉ではなく自分の行動でこれからも子どもたちに伝えていきたいと思います♪

すべては、この奇跡である我が子とまわりの子どもたちの笑顔のため!

この記事を読んでくださっているあなたが、淡路島へ移住すればどこかで会うかも知れませんね☆楽しみにしています(^_^)/~

これまで読んで頂き、ありがとうございました!

この記事を書いた人

長田 ジャズミン

長田 ジャズミン

南米・ペルー生まれ。1997年に来日し、2年半の愛知県住まいを経て1999年の夏から淡路島暮らしがスタートした。2010年、結婚を機に淡路市に移り住んでからは自身の経験を元にした「異文化共生」に関する講演活動や、地域の活性化活動に携わってきた。また自宅サロンRosaを開業するなどして、幅広く活動を展開している。 https://www.facebook.com/ROSA-909296652439802/

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