はじめまして!
淡路島歴4年目 おおたしほです。
2016年5月に、私たち家族は淡路島南部、南あわじ市に引っ越してきました。
神戸や大阪、京都と転勤族サラリーマン夫だったのですが、2016年3月に「おれ、仕事辞めて農業する。」と夫が静かに宣言しました。(夫:しんちゃんはかなり無口です。)
以前、私たちは仕事で淡路島に1年ほど住んだ経験があり、
当時の「田舎」「自然」「空」…私はいつか淡路島に住みたい!と強く思っていました。
その流れもあってか、私たちは『淡路島』を選びました。
ですが、
「土も触ったことのない夫が農業を仕事にして続けることができるのだろうか…」
「農業=今の年収は到底望めないな…」
「子どもたちを金銭面など、不自由なく成人させられるのだろうか…」
「地域に溶け込めるのだろうか…」
不安がたくさんありました。
当時から淡路島への移住相談に取り組んでおられた、こちらの『あわじ暮らし相談窓口』に相談させてもらいました。
相談に訪れて、先輩農業者を紹介してもらったりして、解決することしないことはありましたが、
久しぶりに訪れた淡路島が、やっぱり素敵に思えた。
相談員のおじさまたちと川で遊んでいる子どもたちが自然に見えた。
やってみなきゃわからないことがある。
夫は農業法人の正社員として採用され、
私は南あわじ市地域おこし協力隊に採用され、
子どもたちの保育所も決め(都市部だとここが最難関かもしれないですね、当時弟は未満児でしたから。)、
アパートも決めることができ、
2回の来島で、すべてトントン拍子に移住という名の引越しを終えました。
その後1年足らずで、中古住宅と2100坪くらいの田をgetして、
自分たちの好きな野菜を作付けし始めました。
夫は唐辛子やレタスなどを…
私は大大大好きな人参を…
近所の農家のみなさまは、たまねぎ・レタス・白菜・キャベツなど作られています。
その中、唐辛子や人参を育てている私たちは、かなり浮いています。
2年目の今年は、「暑いな、ボチボチやりや。」「豆作ってんねんな、楽しみやな。」など、声をかけてもらっています。
草引き担当のヤギの「あずきちゃん」。
私たちは、トラクターなど大型農機具を使わず、除草剤をはじめとする農薬、市販されている化学肥料や有機肥料も使わない農業を行っています。
今年から『淡路島YASAIBA』という農園名を付け、直売所などに出荷も始めました。
そのへんの農業の話を、次回書かせていただこうと思っています。
よろしくお願いします。
*写真の時期がバラバラで申し訳ありません。