移住者ブログ

7年経っても、まだまだある、新しい出会い。

みなさんこんにちは、藤田祥子です。立春もすぎて、春の兆しをあちこちで感じるようになってきました。2014年の春に移住してきたので、今年で淡路島の生活も7年になります。

コピーライターという仕事柄、淡路島のさまざまな場所に伺うのですが、7年経ってもまだまだ知らない人や知らない場所があります。

最近訪ねて「素敵だなぁ」とときめいたのは、幻種農園さんという農家さんです。

 

幻種農場さんは、有機農法で古くから日本で栽培されてきた固定種や在来種のお野菜を育てられています。淡路島には2年前こられて、おじいさまの住むおうちの近くで畑をされています。

試しに作ってみる野菜も含めると、年間200種類ほどの種類の野菜を育てられているのだそう!畑を見せてもらいながら、土づくりや野菜の品種のお話をたくさん聞かせてくださいました。やさしくて静かにただよう温かさの中に、畑や野菜への愛をひしひしと感じます。 

 

もともと大学で野菜の貯蔵について研究されていたそうで、ビンテージポテトや蔵出しさつまいもなどちょっとおもしろい根菜を見せてくれました。どちらも貯蔵することで甘みがますのだとか!

 

幻種農場さんのお野菜は、洲本市役所の隣りにある御食菜々館でお見かけしていて、よく手にとっていました。野菜の品種や使い方など、詳しくラベルに書いてあって、妙に惹かれて買っていたんですよね。

なんとなく感じていた素敵な気配は、ご本人からあふれるお野菜や畑が好き!という空気だったんだなぁと納得しました。

せっかくのお野菜、おいしくいただきたいなと色々試してみました!まずはビンテージポテト。

 

うすくスライスしてバターで炒めます。あとは、パルメザンチーズと胡椒とお塩をかけるだけで、美味しい!

 

さらにおすすめはさつまいも。こちらも蔵出し紅はるかと言って、貯蔵して甘みが増したさつまいも。焼き芋にして、できあがりにバターとシナモンをかけました。

「まぁこれは鉄板の組み合わせだろう」なんて気持ちで一口たべて「え……」と思わず口にしてしまいました。これはもうデザート!笑。

 

7年経ってもまだまだ、ときめく人やその人達のつくったものたちに出会えることにも、ドキドキさせられた訪問でした。私も移住者のひとりですが、新しい仲間も知らぬ間にどんどん増えている淡路島。

淡路島が好き!という仲間がひとりでも増えることはうれしいなと思います。まだまだ出会いに溢れる淡路島、私も新鮮な気持ちで8年目を楽しみたいと思います!

この記事を書いた人

藤田 祥子

藤田 祥子

1985年兵庫県三木市生まれ。通信教育のWebアプリケーション開発、通信販売のカタログ編集・Webディレクション・商品企画に携わった後、2017年4月 No.24設立。前向きで主体的、楽しく生きる島の人たちにあこがれ、2014年より淡路島民に。新しい価値との出会いや、その扉に手をかけた時の胸の高鳴りを大切に。書籍やフリーペーパー、Webメディアの企画・コピーライティング、淡路島をフィールドにした商品開発、廃校跡地を利用したカフェノマドの運営を手掛ける。

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