相談員ブログ

20代単身女子の特別面談レポート♪

あわじ暮らし総合相談窓口が行っている、1泊2日のオーダーメイドツアー(特別面談)。今回は大阪から、20代女子のUさんがご参加くださいました。

看護師の仕事を辞め、自然豊かな淡路島で第一次産業に携わり、得意なDIYをいかした生活を送りたいとのご希望で、初日の午前中は「島の食卓」へご案内。

島の食卓は、毎月第二土曜日に行われる屋外イベント。出店者のほとんどが移住者で構成されているため、島外からの移住希望者が多く訪れる場でもあります。東京でいう、ファーマーズマーケットのようなもので、各店舗では自然栽培のお野菜や果物、ハーブにコーヒーなど、こだわりの品がたくさん並びます。

農業に興味を持っていたUさんも、出店農家さんとお話をしたりと、ゆったりとした時間が流れる島の食卓を楽しまれていました。

イベント会場を後にすると、ランチまで少し時間があったので、淡路市へ来たら外せない「伊弉諾神宮」へちょっと寄り道♪オーダーメイドツアーでは、基本的にスケジュール通りにご案内をしていますが、こうしたすきま時間も余すことなく、臨機応変に対応しています(笑)

お参りを済ませると、ランチは伊弉諾神宮近くの「しぶれっと」さんへ。オーナーの川田ご夫妻は、2012年に神戸から移住し、お店をオープンされました。開店早々にご主人が大病をされたりと、一筋縄ではいかない淡路島生活でしたが、紆余曲折を経て、いまや地元でも有名な人気洋食店へと成長されました。

ハンバーグや淡路鶏のソテーなど、淡路島の食材を使った美味しいお料理に舌鼓を打ち、食後はハーバルセラピストの奥様が作ったハーブティーでほっと一息…♡

食後はオーナーさんから貴重なお話と「若い人たちに淡路島を盛り上げていってほしい」とエールをいただき、続いて向かったのはUさん大本命のDIYを生業にする、あの先輩移住者の元…!

南あわじ市の地域おこし協力隊を経て、民泊経営をこの春から始められる黒川香苗さんです。ご主人と手がけた民宿内を案内してもらうと、Uさんの目がキラキラと輝き出します…!

宿泊部屋は、「KOMOREBI」という名にふさわしい、優しい日差しが差し込むお部屋をはじめ…

松原と桜の木のコントラストがとても美しい、贅沢な景観のお部屋などもあり、相談員一同も、ステキな空間にすっかり魅了されてしまいました。

コロナ禍での準備のご苦労やUさんへの様々なアドバイスもいただき、「淡路島に来たらぜひ手伝ってね!」と最後には連絡先もしっかりと交換。やりたいことを体現される黒川さんと繋がれたことに、Uさんも安心されたご様子でした。

最後は、慶野松原の海水浴場を散策して1日目は終了。とても充実した、濃い初日となりました。

2日目は、YASAIBAの大田宅からスタート。黒川さん同様、移住者ブログのライターとしても活躍している大田さんに、農業と暮らしについてお話を伺います。

農業に興味はあるものの、就農するのではなく、“お手伝いレベルで携わりたい”と話していたUさん。淡路島では、季節ごとの短期農業バイトも充実しているため、お手伝いとして農業に携わる機会は大いにあります。YASAIBAさんもその一つです。忙しい時期には、「誰か手伝って―!」と声をあげるとたくさんの方がお手伝いに来られています。Uさんも収穫体験をさせてもらい、自然との触れ合いを楽しまれていました。

また、農地付きで購入された立派なご自宅も案内してもらうと、「ぜひうちもDIYしてー!(笑)」と嬉しいお言葉をいただき、また一人、先輩移住者とお友達になることができました。

思わず長居をしてしまった大田宅を後にし、ランチはオープンから10年目を迎える古民家カフェの「ふくカフェ」さんへ。

スパイシーな淡路島カレーをいただきながら、この2日間を振り返ります。

自分たちのやりたいことを、きちんと形にされている先輩移住者との出会いや、またその方たちとの繋がりを持てたことで、“移住の不安がワクワクに変わった”と話すUさん。7月から淡路島へ来ることが決まっていますが、「早く来たいです」と期待に胸を膨らませていました。

私たち相談員も、毎回刺激をもらえるオーダーメイドツアー。今回も勉強になる、充実の1泊2日でした。Uさんの移住生活が、ステキなモノになりますよーに^^

以上、Uさんの特別面談レポートでした♪

 

 

 

 

この記事を書いた人

藤本 沙紀

藤本 沙紀

2017年3月、東京から淡路島へと移住し「紡ぎ屋」の屋号でフリーライター・制作ディレクターとして活動中。2020年に島の男性と結婚し、2022年に第一子を出産。島で子育てをしながら、webメディアのライティングを中心に、イベントPRや観光情報誌などで淡路島の魅力を発信している。制作実績には県民局から受託した淡路島の「移住促進パンフレット」、「支援メニュー早読み表」、洲本市から受託した「洲本市移住BOOK」などがある。 https://tsumugiya.site/

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