春ですね!春のよろこびと共に飛び出すのは、今月から「相談員ブログ」に登場の梨花です!
淡路島への移住相談のこぼれ話や淡路島の魅力を紹介させてもらいますよ~!よろしくね♪
さて、今回紹介するのは淡路島の北西部一宮地区郡家、旧淡路高校一宮校跡に出来た施設「REベース369(みろく)」です。
神戸市須磨区に本社を置く須磨北造園社長・席定京吾氏が中心となって手がけたもので、小高い丘の上にひときわ目立つ、
明るく魅力的な施設です!
「コミュニティの成長に繋がる場所を提供したい。コロナで生活が大きく変わり、自分は、自分達は、何をするべきか?
何がしたいのか?」
そう考えた席定さんご自身はもちろん、社員や友人、淡路島の学生たちと共に、校舎内外の一部解体、修理、改装、塗装、
造園などなど1年以上をかけて作り上げてきました。
イベント写真提供:Reベース369
昨年秋にはプレオープンイベントとして「うみはたフェス」を開催。
同社のダンススクールなど島外からの出演に加え、淡路島在住のアーティストらも出場し、大変盛り上がりました。
ステージだけでなく、キッチンカーや食ブースには島内外からの出店者の多種多様なごちそうを求めるお客さんが集まりました。
淡路玉ねぎやトマト、手作り雑貨の出店など、かつて学校の校庭であった広いスペースを活かした大賑わい、とっても楽しいの
イベントとなりました。
このイベントのステージ上でも、そして社長のブログで語られているこの場所、学校跡への想いは、遠くこの学校創始者に
馳せられているようです。
昭和の初め、女子への教育の必要性を訴え私財を投げ売って「一宮実践女学校」を創設したという創始者の想いや学校の
理念に感銘をうけ、「ここなら何かできる!」と確信した席定さんは語ります。
かくしてよみがえった施設「Reベース369」は地域創生をめざすべく、地元商店街との連携を取りながら地元のグループ
などが使えるスペースを確保。
淡路島での研修や合宿などで使える最大100名の受け入れ可能なスペースも充実させています。
会社職員さんが中心となって手がけた施設内外の塗装やインテリアはどれもおしゃれでウキウキさせられますが、それでいて
同時に癒され感を持つのは「369」の周りを囲む自然たっぷりの環境のせいかも知れません。
「369」の発展を願うのはかつてこの学校で学び育った元学生のみなさんだけではないかも知れません。
学校創始者・石上辰吉氏も草葉の陰から、はたまたお空の上から満面の笑顔で応援しているような気がします。
私が生まれる何十年も前に亡くなった祖父ですが、学校跡がこんな形でよみがえったことを喜んでいると孫の私も確信
しています。
全くもって勝手ながら辰吉じいに代わって感謝申し上げます。ありがとうございます。