相談員ブログ

大きく羽ばたく❝Awaji藍Land project❞

あけましておめでとうございます

令和5年最初の相談員BLOGをご覧くださり、ありがとうございます。

Awaji藍Land projectの根岸誠一さん・絵理さんご夫妻が「移住者の声」に登場されたのは2017年7月、『種から育てる藍、そこからはじまるストーリー』でした。
以来6年半、淡路市釜口に新しい工房と”藍宿ル1185”が完成、内覧会を開くとのことで訪ねてきました。
いやっ!驚いたのって! 大阪湾全体を見渡せる最高の眺望のロケーション。種子採取用の藍畑がすぐそばにあります。

藍の葉を乾燥させ、発酵・熟成させて堆肥のようになったものを(すくも)といい、竿打ちや天地返しといった作業を繰り返し、数カ月かけてようやく完成するとのこと。
根岸さんは藍の栽培からすくも作り、すくもと灰汁(あく)を練り合わせる藍建て、そして藍染までのすべての工程を自分たちで行われています。


筵で囲った熟成中のすくもと根岸さん

染め場の藍色の美しいどんざタイルが貼られた大型染色槽がひときわ目立ちます。

そして今回の内覧会のメイン”藍宿ル1185”。藍染体験とあわせて旅好きな根岸さんご夫妻の長年の夢であった1棟貸しの宿泊施設。

内部は根岸さんご夫妻のセンスあふれる調度があふれています。

藍染に関心をお持ちの方はぜひ訪ねてください。藍染作品もたくさん展示・販売されていますよ。

実は根岸さん、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で、主人公渋沢栄一の生家が関わっていた藍染めの場面で、蒅作りや染色の演技指導を務められたんですよ。

下記のサイトもご覧ください。

移住者の声「種から育てる藍、そこからはじまるストーリー」
FB 「Awaji藍Land project 」

この記事を書いた人

小松 茂

小松 茂

まだ「田舎暮らし」という言葉もほとんど使われていなかった時代で様々な葛藤を経験。畑仕事だけでなく、採集生活に近いワイルドな暮らしまで経験(笑)。淡路島の変化を「よそ者」の視点でしっかり見てきました。田舎の、そして淡路島の良い点だけでなく洗いざらいアドバイスさせていただきます。

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