こんにちは!毎日暑すぎて溶けそうな黒川です。先日、「どんどこ!巨大紙相撲大会」という、背丈くらいのダンボールで力士を制作し、土俵のまわりをどんどこ叩いて競い合う、紙相撲のトーナメントに家族で参加してきたのでその模様をレポートしようと思います。結果、楽しすぎて大人の方が本気になっちゃってました😂😂
保育園対抗の巨大紙相撲大会
巨大紙相撲大会への参加のきっかけは6月の保育園行事。娘の通う保育園で巨大紙相撲の力士づくりのワークショップがあり、工作好きな娘はでっかい力士を作るのをとっても楽しみにしていました。「一番になりたいから「富士山」の形のやつを作るんや〜!」と意気込んでた(笑)保育園から帰ってきて、「どうやった〜?」って聞くと、
「みんなで相談して作ったから恐竜の形になった(泣)」
と、ちょっと悲しげ。家ではいつも自己主張が強いのに、園では何気に協調性を発揮しているんかなと、成長を感じて嬉しかったり。。。そして7月に入ると制作した力士が出場する大会がS BRICKで開催されると保育園からお知らせが。洲本市内の保育園同士で対抗するらしい。一般観覧はなしだったのでまたもや娘に「どうやった〜?」って聞くと、
「負けた〜(泣)」
と、ちょっと悲しげ。誰に似たのか相当な負けず嫌い(苦笑) じゃあもう一回作って出場しよっか?と誘うと「うん!」と即答したので、一般参加の部に申込しました。
巨大な力士を作ってみる
大会前日、力士を作るためにS BRICKへ。畳一畳(広げると一坪)くらいのダンボールが手渡され力士を作っていきます。割と自由な形で作れるのですが、二人の力士がうまく組み合わさるような形にするためにアーティストの土谷さん(どんどこ!巨大紙相撲大会の考案者)に手解きを受けます。娘は土谷さんともう顔見知りなようで、すぐに懐いていました。手先が器用だからか、みんなに「棟梁」というあだ名をつけられていた娘(笑)
土谷さんの他にも、淡路島アートセンターのスタッフの方も手伝ってくれたりで、ペンやテープを駆使しながら理想の造形に仕上げていきます。大人は子供のアシスタントと化し、娘は上機嫌で制作していきます。自由に大きなものを作っていくのって楽しいなと、ものづくりに没頭していた幼少期を思い出しました。子育てはしんどいことが満載ですが、たまに人生を生き直しているような感覚になる時があって、これはなかなか良いご褒美なのです。だから一周回って子育ては楽しく面白いことだと感じるときもある。

巨大紙相撲は大人も子供も楽しめる最高のエンタメ
そして大会当日。会場には色とりどりの力士たちが並んでいました。子供向けなのかなと思っていたけど、大人チームや高校生チーム、地域の学童や団体のチームなど色々な方が参加していました。そして家族参加は私たちだけ??あれっ?友達家族を誘ってもよかったのですが、娘的には自分だけの作品で勝負したかったみたいなので叩き手3人(娘、旦那、私)で必死で叩きましたよ!!! 土俵の周りには行司や呼出(よびだし)、審判員、実況者が居り、本格的な演出にテンション上がります。試合が始まると実況が始まり、技の名前なんかも出てきて、倒したり枠外に出せば「勝ち」というものでもないみたい。行司の軍配に異議を申し立てる「物言い」などの演出もあり、大人でも楽しめる。 そして肝心の結果ですが。。。
全敗。。。でした😭
だけど何故か、「あっぱれ賞」という努力賞的なやつをいただきました🏆
受賞景品の中身はタニマチ(相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、または後援してくれる人)になってくれたお店や団体の商品。タニマチの紹介コーナーもあったりで本物の相撲を見ているみたい。
授賞式が終わってから、土谷さんに「次回もありますかね?」と聞いたら「多分ありますよ!」と答えてくれたので、きっとまた開催されることでしょう。どんな形状だったら勝てるのか、帰り道に作戦会議をしたりして今からエントリーする気満々の黒川家。もし次回があれば、みなさんぜひ会場で会いましょう〜!!