移住者ブログ

淡路島唯一の映画館情報CINEMAcarrot版

こんにちは 淡路島YASAIBAのおおたしほです。

今日は、なんだかんだで6か月目に突入している【CINEMA  carrot】についてです。過去記事ブログはこちらhttps://awajigurashi.com/blog/post-8930/
今月は、
・神戸新聞
・読売新聞
・産経新聞
と、取材に来ていただいたり、少しずつですが、話題になってきている!?

6月9日(水)~22日(火)まで上映しています。
https://www.facebook.com/cinemacarrot
【公式】 洲本オリオン | 淡路島唯一の映画館 (sumoto-orion.com)
☆『痛くない死に方』
監督・脚本:高橋伴明  原作:長尾和宏
主演:柄本佑

☆『けったいな町医者』
町医者、長尾和宏に迫ったドキュメンタリー映画
ナレーション:柄本佑

長尾医師の舞台挨拶の様子

6月12日(土)には、原作者であり、尼崎で町医者をされている長尾和宏医師が舞台挨拶に来てくださいました。
それはそれは盛り上がりました~
スタッフが、笑。
いや、長尾先生に会えることを楽しみに来られた方も多数です!!
座席数を半分以下に制限し、舞台挨拶時は完全予約制。
人が滞留しないよう、ボランティアスタッフで何度もシミュレーション。
何人来たかというと…35人なんですけどね、笑。
医師、看護師、介護職と医療関係者の方も来られていたとは思いますが、
舞台上で、長尾先生は「医者に観てほしい!!」と何度もおっしゃっていました。
「死ぬということ、自然に枯れるということを知らない医者が多すぎる」と。
「コロナが落ち着きを見せた際には、もう一度、淡路島を訪れ、この作品を観て、観客のみなさんと質疑応答など、たくさんの対話をしたい」と。
長尾先生のみなぎる生命力。
会話をするときに合う目。
寄り添おうとしてくれる姿勢。

あぁ、この作品を淡路島で上映することができて、良かったんだな~と思うことができました。

お客さんをみて、
この人は、映画が好きなんだな~
この人は、お医者さんっぽいな~
あの人は、お父さんを亡くされたって聞いたな~
あの人は、訳も分からず連れてこられたんだな~
とか、妄想を膨らましている私。

その中でも、1月の作品から毎月足を運んでくれる小学生の子がいます。
もちろん、お母さんと一緒に来るんですが、
彼女は彼女で作品を選んで観に来ているような気がします。
『ひとくず』を観て、怖かったけど、自分は幸せなんだ、と思った。
『蘇れ生命の力』を観て、和食を好むようになった。
『けったいな町医者』を観て、長尾先生に会ってみたい!
いつも感想を伝えてくれて、彼女の中で、興味や好奇心がモクモクと湧いていることに私は涙が出そうになります。
映画を観る人が素敵な人で、観ない人がそうでないとは決して思いません。
人それぞれに興味が向かう方向は違うので。
だけど、彼女にとって、映画との出会いは、必ず彼女の支えになります。
私自身がそうだったから。

シネマキャロットで上映している作品が、
「社会的だ」「めちゃくちゃ考えさせられる」「人生をテーマにしているんだね」なんて大そうな言葉を聞く機会が多いですが、
私はまったくもって、そのようなことは考えていません。
ここ1、2年の作品の中で、スクリーンで観たいものや、面白いんじゃないか、とピンとくるものを調整しているだけです。
「なんじゃこれ~」という作品も上映してみようかしら…笑。

7月は、
7月9日(金)~19日(月)の期間です。
スケジュール空けておいてくださいね!!

この記事を書いた人

おおたしほ

おおたしほ

1981年生まれ 大阪府育ち。 家族は、日本一の一味唐辛子栽培を夢見る夫、 大好きなニンジンを作ることができる喜びを全身で感じている私、 そんな私たちの畑をときどきお手伝いしてくれる2人の子どもたち、 草刈り&草食べ担当のヤギのあずきちゃん、迷い猫だったくろまめちゃん、図々しく家に入ってきたおもちくん。 (今は2匹とも家猫です)

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