移住者ブログ

移住のその後~家族の生活~

皆さん、こんにちは。

朝晩涼しくなり、日々秋を感じるようになりましたね。

私達家族が淡路島に移住してきて、ちょうど1年が経ちました。

今回は、この1年間の秋から冬、春、夏と季節が巡る間の家族に生活について書いていきます。

まずは、自分の想像とは違っていた淡路島の暮らしについて、書きますね。

こども園に入れない!?

家族で移住となると、子どもの保育園・幼稚園、学校のことが気になると思います。

私達は年度途中で移住してきたので、移住を決める前に当時幼稚園の年長だった息子のこども園探しを始めました。

すると、年度途中では家の近所のこども園は定員オーバーになるため、全てお断りされました。

都市部と違って空きがあるだろうと楽観的に考えていたので、慌てて延長保育がある幼稚園に連絡。無事に入園することができました。年度始めの時期だったら、もっとすんなりと入れたかもしれません。 未就学児を連れて移住を希望される方は、移住前に各市の子育て関連の課に相談されることをおすすめします。

公園が少ない

昨年秋の引越後、休日はまずは近くの公園に遊びに行ってみよう!と公園を探してみると、洲本の市街地には2ヵ所しか公園がありませんでした。 なぜ、まずは公園だと思ったのか。それは横浜市に住んでいた頃、徒歩10分圏内に公園が10個以上あった為、公園巡りをするのが、日課になっていたからです。 都会は子どもの数も多いので、地域によっては小型の公園から大型の公園まで、たくさんある中から選ぶことができます。洲本市街地の公園で遊具がある公園は、イオン横の「塩屋緑地公園」と曲田山の一角にある「曲田山公園」の2ヵ所。息子は当時幼稚園の年長で体も大きい方だったので、曲田山公園の小さい子向けのすべり台には満足せず、塩屋緑地公園にしばらく通う日々が続きました。

塩屋緑地公園の入口
複合遊具もあり、小さな子どもから小学生まで遊べる。
子ども達に人気のタイヤの遊具。息子もこの遊具が一番のお気に入り。
タイヤの遊具で日が暮れるまで遊ぶ息子

塩屋緑地公園 〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋1丁目2−439

 

公園が少ないのなら自然のなかで遊ぼう!

公園の数が少ないなら、近場にある自然のなかで遊べるかな?と考えを巡らせてみました。淡路島は周囲が海に囲まれているため、どこに住んでいても海岸まで行くのにそんなに時間はかかりません。洲本市街地に住んでいると、車だと5分で遊びに行ける海岸もあります。引越し直後で忙しい時期、我が家はよく大浜公園まで行って家族で過ごしていました。海辺を散策したり、貝殻を集めたり、波打ち際で手を水につけて遊んだり、息子は色んな遊び方で遊んでいました。また、釣り場に家族で釣りにいったこともあります。公園の数が少ないので、近場で遊ばせる場所に悩んだ時は、ライフジャケットの着用など安全対策をきちんとして、海をお散歩するだけでも気分転換になりますよ。

家族全員大好きな大浜公園

大浜公園 〒656-0022 兵庫県洲本市海岸通2

山も面白い

元々、屋内より屋外、外遊びが大好きな息子。海岸での遊びにも飽きてきた頃、ふと思いついて洲本城の登山道を2人で登ってみました。洲本温泉のホテル「夢海遊淡路島」横の登山道を登ること約25分、山道には変わった名前の大きな樹がたくさんあり、2人で一つずつ樹名板を見ながら、「涼しいし、登りやすいね」と言いながら登って、楽しい時間を過ごすことができました。

大浜海岸の目の前、「夢海遊淡路島」横に三熊山登山口の看板が出てくる。
三熊山登山道の地図。7歳の子どもと一緒なので、最短コースを登った。
登山道を上りきった私たちは達成感でいっぱい!眼下に広がる洲本市街地の景色を見ながら、一休み。

洲本城跡 〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷1272-2

淡路島は観光地なので、子どもを連れて遊びに行ける遊園地や観光施設も充実しています。しかし、子育てをしていると、毎回休日に車で時間かけて、有料の観光施設に連れていくのは難しいと思います。特に未就学児を育てている人は休日は溜まった家事をこなしたり、近場へのお出かけで精一杯という人も多いでしょう。今回は、日常の生活の延長線上にある、子どもの遊び場を紹介しました。次回以降は、観光地「淡路島」の観光施設、イベントへのお出かけや、淡路島の食について書いてみようと思います。移住を考えている人の参考に少しでもなれば、という気持ちで書いています。また来月の記事も読んでみてくださいね!

この記事を書いた人

岡本佳代

岡本佳代

岡本佳代(おかもと かよ) 大分県生まれ。2020年10月、横浜から淡路島へ移住し、観光の仕事に携わっている。 18歳から大阪や横浜などの都市部で生活し、7年前からは都市部で子育てをしながら、主にWebメディアでの情報発信や、地域に根ざしたNPO法人で福祉関係の仕事もしてきた。夫の故郷である淡路島へ家族でUターン移住してからは、自然に囲まれ、自身の子どもものびのびと育っていると感じている。

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