移住者ブログ

春を告げる淡路島

こんにちは。黒川香苗です。
気温もぐんと高くなり、春の気配を感じる今日この頃ですね。

 

春を告げる梅の花

淡路島に来てから好きになったことのひとつに「花を見に行くこと」があります。お花見と言えば、桜をイメージされる方が多いと思いますが、私は梅が好きです。

 

なぜかって?

 

桜は三月下旬に咲き始めますが、梅は一か月くらい前の二月下旬くらいから咲き始めるから。同じピンク色の花なのに一足早く咲いてくれるので、梅の花を見かけると春を見つけた気がして嬉しくなるからです。

庭の梅の木に花が咲き始めてきてたので、もう見ごろかな~と思い、少し車を走らせ南あわじの梅の名所「広田梅林ふれあい公園」へ。

 

広田梅林の歴史

南あわじの広田地区は古くから梅の名所として知られていましたが、戦時中の食糧不足から梅林が芋畑に変わり、梅の名所がなくなってしまったそう。そんな歴史を知る地元の方々が梅林を復元しようと梅の木を植樹したのが、現在の広田梅林の始まりです。毎年、梅の見ごろの2月上旬から3月上旬には「梅まつり」が開催され、特産品や軽食・飲み物などの販売があるんです。

 

園内には休憩小屋もあるのでゆっくり散策出来ます
「梅まつり」シーズン限定の物販コーナー

 

なので、駐車場の警備や公園の案内などは、たぶん地元のおっちゃん、おばちゃんがやっているのかな?とても優しく出迎えてくれてホッコリしました(笑)

 

コロナ禍で、なかなかイベントが開催しづらい中、開いてくれるのはありがたいですね~。

 

おすすめお花スポット

なんか、年を重ねてきたからか、お花が大好きになってきている私(笑)

1月は黒岩水仙郷(今年は施設老朽化のリニューアル工事のため休園)、2月~3月は広田梅林と八木のしだれ梅、4月は諭鶴羽ダムの山桜(新緑の中にときどき山桜のピンク色が混ざる風景は淡路島に来るまで見たことなかったのでめっちゃお気に入り!)、6月はあわじ花山水の紫陽花と季節のお花を楽しんでいます。

 

黒岩水仙郷は水仙のいい匂いがして癒されます
個人宅に植えられた圧巻のしだれ梅、夜間ライトアップもあります
ピンクと緑のコントラストが素敵な諭鶴羽ダムの山桜

この時期以外にお花が恋しくなったときは、花さじきまで行けば、何かしらのお花畑が広がっているので、ドライブがてらよく遊びに行きます。最近はインスタ映え狙いの若い女子やカップルがいっぱい。(ワンコ連れも結構多い!)

花さじきの真っ赤なサルビア

 

こんなにお花スポット満載の淡路島ですが、欠点を挙げるとすると。。。

 

花屋が少ない。

 

お花スポット盛りだくさんなのに花屋は少ないんですよね。友達に「なんでなん?」って聞いたら、「花はタダでもらえるからわざわざ買わないらしい。花屋はオープンしてもすぐ潰れる」とのこと。まあ、確かに周りにこんなに自然があれば、花や緑が恋しいなんて思わなくなるのだろうか。。。

 

ということで、ガーデニングにハマった私は、珍しい植物を求めて橋を渡るのでした(笑)

春は、もうすぐ! ではでは~。

この記事を書いた人

黒川香苗

黒川香苗

1984年岡山生まれ。大学卒業後、大阪の建材メーカーでデザイン開発を担当。退職後、夢だったゲストハウス開業に向け、生きた英語を学ぶため単身カナダへ。帰国後、開業に向けての準備をするうち、ひょんなことがきっかけで南あわじ市地域おこし協力隊に。卒隊後は淡路島に定住し、ADDress淡路島の大家兼フリーのデザイナーとして活動中。

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