移住者ブログ

捨てるもの残したいもの

僕は普段、空き家の片づけなども仕事にさせてもらっています。

空き家の片づけをしているとたくさんのゴミを捨てる作業があります。

僕は基本的に一人で作業をしています。

大変ですね、すごいですねと言って頂けるのですが、僕は好きでやれていて、ほとんど苦になっていないんです。

 

それはこんな感じ。

不思議なものです。

 

確かにその仕分け作業は大変ですが、綺麗になり、また人が住み、違う風が入り、まちが変わっていく様子がとても楽しく、嬉しい瞬間があります。

 

そんなお仕事を淡路島でさせてもらっています。

 

地域おこし協力隊を卒業して、その延長で仕事をさせて頂きとても感謝しています。

 

でもいつも悩むことがあるんです。

 

それは、

 

『これは本当に捨ててもいいものなのか、、。』

という問いです。

 

作業している時に、

こんなものや

こんなもの

こんなもの

こんなものが出てきます。

 

う、、可愛い、、。

 

捨てるのはもったいない、、。

 

でも片付けなければ仕事にならない、、。

 

そんな葛藤がいつも出てきます。

 

もったいないって思って色々置いとく事も場所的にも難しいし、どうしようといつも頭を悩ませています。

なんかリサイクルセンターにもっていって古いから価値がないというのもなんか違うような、、。

 

大工さんが手仕事で作った棚や、机なんかを見ると、

『これを捨ててしまったらもう二度と出てこないんじゃないか、、。』

という思いになります。

 

だから僕は片づける時に出来るだけ捨てるんだけど捨てないようにしてきました。

 

そして古道具を愛す友だちに出会いました。

 

その友だちがこの春くらいから古道具屋を始めてくれます。

 

僕は本当に楽しみです。

 

放置されていたゴミが生まれ変わり、誰かの生活を彩る瞬間が出てくる。

 

最高です。

 

そう思うとまたこれからも家を楽しんで片づけていこうと思えます。

 

どんな古道具屋ができるかまた続報しますので、是非楽しみにしていてください!!

この記事を書いた人

福山 慎一

福山 慎一

福山慎一(34) 2年半前に淡路市に家族5人で移住 地域おこし協力隊に従事し、現在は個人事業主として開業 空き家周りの仕事をしています。 ・淡路島の良いところ ①自然環境とおいしくて安全な食文化 ②昔ながらの文化(お裾分け、お互い様)みたいなものが残っているところ ③都会にも近くて不便がないところ ・淡路島のもっと良くしていきたいところ ①子ども達がやりたい事を選べる環境づくり ②昔ながらの文化や技術を残していきたい ③大事な自然と食を将来の子どもたちにも味わって欲しい ・移住する前に考えたことや移住してから考えていることなどを赤裸々に書いて少しでも参考になれば幸いです。 僕自身は淡路島に移住してとても良かったと思っています♪ 

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