移住者ブログ

淡路島に来て結婚相談所を始めました

こんにちは。

移住者ブログ第2回目、池田美穂です。

 

写真はGWで訪れた高知県大豊町にある梶ヶ森の山頂からの景色です。

淡路島に移住してから四国がとても身近になりました。

 

さて、前回は私が移住した経緯を書きました。

今回は私の仕事についてお伝えしたいと思います。

 

私は、移住前は会社勤めでしたが、無理をして体を壊したことをきっかけに、退職を決意しました。

もともとフリーで働くということに憧れがあったのと、

会社勤めだと自分の時間コントロールが難しいと感じていたのもあり、

自分に何ができるだろうと色々考えた末、

「結婚相談所」を運営することにしました。

 

前職の職種とはまったく関係ないのですが、、、。

 

2019年、淡路島への移住と同時に

結婚相談所Blooming Marriage(ブルーミングマリッジ)を開業しました。

「淡路島の結婚相談所」として始めた当初、

淡路島にまったく人脈もありませんし、

結婚事情やどれくらい適齢期の独身の人たちがいるのかもわかりませんでした。

 

手探り状態で始めた結婚相談所。

それでも少しずつHPを見て話を聞きに来てくださる方がいらっしゃいました。

他にも、色んな所にチラシを置いてもらえるようお願いしたり、

地域の情報誌に広告を出してみたり。

結婚相談所に入らなくても参加できる婚活パーティーも始めました。

 

そうしてようやく淡路島の婚活事情というのもわかるようになっていきました。

これが、非常に特殊なんです。

 

まず、男女とも希望としては「淡路島内の方と結婚したい」と言います。

男性の場合は「島外から来てくれる方でもいい」という方も。

 

ですが、神戸や明石、徳島の女性で

「わざわざ淡路島の田舎に嫁ぎたい」という方はかなり稀です。

 

私は好んで淡路島に来たけど、

世の中の女性は圧倒的に田舎より都会が好き。

 

そして、たとえば明石の方が神戸の方と結婚するのは何の抵抗もないのに、

淡路島は海を隔てているだけでかなり心理的ハードルを感じています。

 

そうなると、「淡路島の人同士の結婚」というのがやはり男女ともに現実的なのですが

ただでさえ人口の少ない淡路島。

更には若い方は島外に出てしまっているケースも多いので、

決して婚活している人数が多いとは言えません。

 

神戸に住んでいたなら、結婚相談所には何百人という会員さんの中から選べるのに

「淡路島内」となると、年齢にもよりますが紹介できる人数が10人程度だったり、、、。

 

更に、淡路島に住んでいる方はこの島をとても狭く感じていて、

「婚活しているのがバレたくない」という強い気持ちもあります。

また、誰かとお見合いしたとして、必ず「知り合いの知り合い」にぶつかってしまうため、

活動にはとても慎重です。

 

それでも「結婚したい!」という真剣な気持ちをサポートすべく、

私も奮闘してきました。

ひとりでも多くのカップルを生みだしたい!と

自分の会員さん同士を積極的に紹介したり

淡路島内にある他の結婚相談所の会員さんもお互いに紹介したり。

 

おかげさまで成婚される方も増えています。

少ない縁でも地道につないでいけば成婚に結びつくのだと実感しています。

 

また、「淡路島に移住したい」という会員さんも入会されたり、

淡路市で移住相談窓口をされている島くらし淡路さんとの合同イベントなども行っています。

 

先日は二人とも私の会員さんだったお二人が成婚退会されて、

自宅に遊びに来てくださいました。

 

単なる「結婚相談所」と「会員」という関係ではなく

成婚後もお互いに連絡を続けていく関係性を築いていけるような

淡路島に根付いた結婚相談所を目指しています。

 

 

今回の記事が、移住を検討している方の

こんな形の仕事もあるんだなー、というヒントになれば幸いです。

 

私は皆さんのお仕事の話を聞くこともとても好きなので

「淡路島に移住したらどんなお仕事しよう?」なんて

相談もお聞きしてみたいです。

この記事を書いた人

池田美穂

池田美穂

1982年千葉県浦安市生まれ。大学卒業まで実家で暮らす。 就職した会社の転勤により神戸へ。 2017年趣味の山登りを通じて知り合った夫と結婚。 結婚後は大阪府高槻市に住む。 2017年10月に娘を出産。育休中に退社。 2018年11月ごろ、あわじ暮らし相談窓口にお世話になり、移住を決意。(1泊2日のツアーに参加) 2019年2月に淡路島へ移住。それと同時に結婚相談所を開始。今に至る。

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