移住者ブログ

淡路島の子育て事情

こんにちは!ジャズミンです!

寒い日が増えてきましたね。手や足の指先が痛くなるくらい、冷え性には厳しい季節です。そんな中、大人より元気なのは子どもたち。曇りの日でも走り回っています。

10月と言えば、学校の行事が普段より多めの月です。遠足、授業参観&保護者の綱引き大会、地域の子供会のドッジボール大会。子どもにとっては楽しみがいっぱいですね☆親は大変だけど(笑)

いつもは近場の公園だった遠足。今年は島外の水族館に連れて行ってくれて長女は大興奮していました。お弁当のリクエストにこたえるために早起きしたワタシ。仕上がりを見ての一言は…「頑張ったね!」でした(笑)嘘をつけない素直な感想を言う長女のことをワタシは結構好きです。

 

今年3回目の授業参観。こっちの学校では毎年のこの時期の授業参観のあと、各学年の親で綱引き大会をします。子どもたちの応援にも力が入るので親も本気で戦います♪身体を動かすのが好きなワタシなのでもちろん参加しました!1位にはなれませんでしたが、すごく盛り上がり、親の表情を見て子どもたちも笑顔になっていたので、それが一番嬉しかったですね☆

そして、笑顔にするだけではなく、感性を磨くといいますか…。音楽で何かしらの刺激になればと、「本物を聴いて」「全身で楽しもう」という先生方からのメッセージを伝えるために有名なオーケストラの巡回公演もありました。

親も参加できるということで、お邪魔させていただきました。ワタシ自身もオーケストラの演奏を聴くのは初めてでしたが、鳥肌が立つくらいすごく良かったです。ピアノ、チェロ、バイオリン、トランペット、太鼓などなど、いろんな楽器を間近で見れて、一つ一つの音も聴いたりして、楽器で動物の鳴き声のマネをしたりと、子どもたちの目がキラキラしていました☆ワタシはというと、南米の血が騒ぎノリノリでした(笑)こんなステキで貴重な体験を子どもたちや親にもさせていただき、学校や先生方に感謝ですね(^^)

残念ながら撮影は禁止されていましたので…学校からもらった案内だけを載せます(_ _)

 

学校の話の流れで小学生と子供会の関係を少しだけ書きたいと思います。淡路島ではそれぞれの地域に「子供会」というものがあります。長女が小学校に上がったときに声かけ(案内)があり入りました。もちろん、強制ではないそうなので、親の判断で決めます。ワタシの地域では子供会に入ることで、祭りやドッジボール大会に参加できたり、お菓子をもらえたり、年度末にご飯を食べに連れて行ってもらったりなどのメリットがあります。普通なら、なかなか交流がない上の学年の親と話をしたりしていろいろ教えてもらえる機会にもなるので、子どものためだけではなく、親にもメリットがあるとワタシは思っています。ただ、同じ淡路島でも、同じ淡路市でも、場所によってのやり方が違ったり、子供会がなかったりもします。

最近は、小学生だけではなく、保育園に通っている子も子供会に入れたりする地域もあります。子どもを連れて移住する際には、自分の子育てやライフスタイルに合う地域はどこかな~と楽しみながら探してみてください!(^^)!

島なのであっという間に一周できるわ!と思う方が多いみたいですが、淡路島は意外と広いですよ~!

※子どもを連れて来るなら、ベビーベッドがあるところは?などのチェックも忘れずに※
(ワタシが住んでいる淡路市のマップを参考に掲載しています)

 

今月はたまたま子育てをテーマに、どこが一番いいのかな?という話をいろんな友達としました。トータルで考えた時に南あわじ市がいい。一番大きいイオンがあって、高校もあって、何かと便利な洲本市がいい。住んでいる場所によって船やバスですぐに島外に行ける淡路市がいい。元々は地元の人、移住してきた人、結婚して来ることになった人、島内で引っ越しした人など。淡路島に住んでいるいろんな方の話を聞いて思うことは、どこにいてもメリットとデメリットがあります。一番大事なのはデメリット以上のもの見つけて、その地域と人々を好きになって、子どもたちに人生を楽しむ術を教えること!

ただ、ワタシが感じるには数年の間に自分が住む淡路市は子育て環境が随分と改良されています!ワタシの子どもたちが小さい頃には、初めてのことばかりで「不便」「不安」「こういうときはどうするの?」とか、疑問だらけで孤独を感じていました。しかし、子育て世代を応援しようという市の方針で、初めての子育ての方や引っ越ししてきた方に向けて「子育てハンドブック」というものが作成されています。中身を確認しましたが役に立つ情報がいっぱい載っていました☆淡路市もオススメです♬

もっと早くこういうのが欲しかった~!(*洲本市・南あわじ市も子育てハンドブックを発行しています*)
淡路市では、「特定非営利活動法人淡路島ファミリーサポートセンター まあるく」が市の委託を受けて淡路市子育て世代包括支援センター「おむすび」という子育てに関する相談窓口を設置しているんですよ!!
気軽にご利用してみてはいかがでしょう~ 詳しくは こちら

 

ワタシは「子育てって孤独なんだあ」と感じていた時期がありました。今がかわいいときだねと回りの人から声をかけられても「どこが?!」とマイナスなことばかり考えていました。そんな中、「休憩が必要」「見といてあげるからゆっくり食べて」と意外なところからの声かけや優しさのおかげでやってこれた自分がいます。その経験を活かそうと、口に出せないけど悩んでいたり、子育てを楽しめていないママさんのために子育てセンターに顔を出しています。ママさんの話を聞いたり、癒やしを届けたり、自分の経験を元にアドバイスもさせてもらったりしています。当時の自分のようなママさんを一人でも多く減らすために!身も心も軽くなって前向きなママさんを一人でも多く増やすために!

正直しんどいときもありますが、今しかできないから!自分の子育てをめいっぱい楽しんで欲しいから!ワタシができることをこれからもやっていきたいと思います(^▽^) 

ちなみにワタシは昼間とはひと味違う、ステキな夜空を見上げるのが好きです。月の明かりと少し冷たい風、そんな自然を肌で感じながら一息をついて、明日も頑張ろっと!思えるから♫では、また来月もよろしくお願いします!

この記事を書いた人

長田 ジャズミン

長田 ジャズミン

南米・ペルー生まれ。1997年に来日し、2年半の愛知県住まいを経て1999年の夏から淡路島暮らしがスタートした。2010年、結婚を機に淡路市に移り住んでからは自身の経験を元にした「異文化共生」に関する講演活動や、地域の活性化活動に携わってきた。また自宅サロンRosaを開業するなどして、幅広く活動を展開している。 https://www.facebook.com/ROSA-909296652439802/

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