移住者ブログ

立ち止まるときは、意味ある休息

こんにちは、紡ぎ屋の藤本沙紀です。
梅雨が始まる6月。

またひとつ、季節が変わる時期ですね。わたしは季節の変わり目がどうも弱く、大体いつも体調を崩しがちなのですが、そうすると決まって行くところがあります。

淡路市の志筑にあるKUN CAFEです。ここは薬膳カフェと謳っているだけあって、ここのごはんを食べるといつも、すこぶる元気になるんです。

もちろん理由はごはんだけじゃないんですけどね!ここのオーナー夫妻とは、私が淡路島へ移住する前からのお付き合いで、‟淡路島の母と父”と呼べるくらいお世話になっているのです。心と身体のバランスを崩したときの、私の駆け込み寺です。いつもカウンターでごはんを食べながら、オーナー夫妻と3時間ぐらいおしゃべりするのがマイルール。

実は季節の変わり目に加えて、最近、ちょっと落ち込むことがあって、仕事は少しセーブしてリフレッシュする時間を増やしていました。

気付いたらKUN CAFEに来たのも半年ぶりぐらい…そんだけがむしゃらに頑張ってたんだなーなんて、ちょっと恐ろしくなりました(笑)

そしたらマスターがね、淡路市の江井にある「慶賀堂」の滋養香をプレゼントしてくれたんです><

「たまには一本くゆらせて、ぼーっとしてください」って!!(涙)

なんて粋な心遣い!!(ノД`)・゜・。

それで伝えたいのが、これ、めっちゃおすすめですってこと!火を付けずとも、置いておくだけでいい香り。丁字や桂皮が入ってるからかな?焚くとお香特有の煙たさが一切なくて、空気がスッキリするんです。いいもの教えてもらった♪無くなったらまた買いに行こう~^^

と私のリフレッシュの旅は続き、

今度は淡路市の久留麻にあるコハルビヨリさん。この日はお休みの友人たちも連れて、ドライブがてらランチへ。

ここのオーナー夫妻は、「移住者の声」にも掲載されていますが、移住者ご夫婦が経営されるカフェ。オープンする前、奥さまと少しだけアルバイトが一緒だったご縁で、いまも仲良くしてもらってます。

観光ホテルで料理人として腕を振るっていた旦那さまが作る料理は、どれも本格的で美味しくて、コスパがめちゃくちゃ良い◎

そんでもってここは奥さまがプランツギャザリングの資格を持ったお花の先生で、店内にはたくさんのドライフラワーが飾られているのですが、やっぱり買っちゃうよね~。

玄関に新たに仲間入りしたのはカレンデュラとラナンキュラス、そして私のハートを真っ先に射止めた鮮やかなブルーが素敵なデルフィニウム。はー、かわいい♡花って癒されるよね。

この時点でだいぶ復活してきていたのですが、最後のリフレッシュの旅はココ。

私の始まりの場所、沼島です。沼島も最後にプライベートで来たのは…思い出せない(^_^;)

この日はリニューアルオープン後、初の吉甚にて女子会でした!

これからの暑い時期にぴったりな「国生ソーダフロート」。

シュワシュワのラムネシャーベットとソーダで喉を潤しながら、沼島に住む大好きなみなさんの近況を聞き、その頑張る姿にパワーをもらい充電完了。

すると不思議ですね。やっぱり沼島へ行って良かった。次の日、沼島の友人から届いていたメッセージに、ずっと落ち込んでいたことに対する答えが書かれていたのです。

「SNSで見るさきちゃんの活躍は素晴らしいけど、たまには自分の原点を思い出しに、日本の原点に渡ってきてください」

‟自分の原点”

ここ最近、仕事の幅が広がり始めてから、ずっと大事なことを見失っていました。

だからなんか…しっくりこなかったんだ。

人生とは不思議なもので、‟お呼びでない”ことは自然と切れていくし、離れていく。どんなに頑張ったって、結局は自分がしなければいけないことだけが目の前に残っていくんですよね。

人それぞれ役割がある。

分かっていたつもりが、やっぱり忘れてしまっていて、それに気づいた途端、見える景色がガラリと変わりました。

 

言葉の力ってすごいな。

 

…そう思うから、やっぱり私はこの仕事から離れられないんですけどね。

私を前に向けてくれた友人に感謝して。
また私らしく、頑張ろう。

最近、頑張りすぎてるみなさん。
自分が好きだと思う場所や人をめぐるリフレッシュの旅、おすすめですよ!

「立ち止まるときは、意味ある休息」

タイトルに付けたこの言葉は、私が淡路島へ来て初めて挫折をしたときに、お世話になっている方がかけてくれた言葉です。

そう、立ち止まるの大事!
必ず大事なものが見えてくるから。

ぼちぼち、ゆるりと生きましょう♪

 

この記事を書いた人

あわじ暮らし総合相談窓口

あわじ暮らし総合相談窓口

「自然いっぱいの豊かな環境で子育てしたい」「自然の息吹の中でクリエイティブな仕事がしたい」など、一人ひとりが希望するライフスタイルに応じた「あわじ暮らし」の実現をサポートしています。

このライターの記事一覧

Top