みなさんこんにちは、紡ぎ屋の藤本沙紀です。
梅雨が明けると、夏本番!淡路島の夏の旬魚といえば、鱧!島内でも食べることができますが、実は淡路島の鱧は、兵庫のおとなり京都でも大人気。毎年7月になると、鱧を奉納する「はも道中」が行われているんです。
今回はなんと…!!観光協会さんのご厚意で道中に参加させていただいたので、その様子をお伝えしていきたいと思います。
今年で12回目となる「はも道中」。かつて食材豊かな“御食国”と呼ばれた淡路島から、夏の代表食材「鱧」を京都へ献上していたことにちなみ、毎年7月になると京都の八坂神社へ奉納する神事が行われています。
今年も出立式が7月6日、洲本八幡神社で行われました。
当日は報道陣に囲まれ、「洲本温泉観光旅館連盟 女将の会」や「淡路島くにうみ協会」、そして「第40代クイーン淡路」が参列。厳かな雰囲気の中、奉納の神事が行われました。
はじめて八幡神社に訪れましたが、奥行きのある拝殿は天井が高く、とても立派…!(写真では伝わりにくいですが)また改めて境内に見学に来たいなと思いました。
ここで宮司による祝詞奏上、清祓い、参加者による玉串奉奠などが執り行われると、いよいよ出立です。
ななななんと…取材班として参加していた私ですが参列者に欠員があり、急きょ道中に参加させてもらうことに…!!
こんな機会は二度とないと思い、法被を片手に慌てて記念撮影(笑)
隊列を組み、いざ出発です!「あわじ~しまから~、はも~どう~ちゅう~」という独特なリズムの掛け声を上げながら、門の外まで練り歩きます。このあと鱧は京都へと運ばれ、後日予定されている京都での奉納に控えます。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年恒例の鱧の振る舞いや神社周辺の練り歩きは中止となりましたが、今年も無事に、淡路島の鱧を京都のみなさんに、また京都に訪れる全国のみなさんに楽しんでいただくことができそうですね^^
淡路島に住んでいても、まだまだ知らない歴史、行事がいっぱいだ!みなさんも機会があればぜひ、淡路島の「鱧」、食べてみてくださいね♪