相談員ブログ

女性は気になる移住後のサロン・病院選び

皆さんこんにちは、相談員の藤本です。

先日、数年前に神戸からUターンし、地元淡路島で美容室を開業した友人のお店へ髪を切りに行ってきました。すると道中、ふとこんなことを思いました。

“移住したてのころは、美容院も病院も、どこへ行ったらいいか全然分からなかったなぁ…”

いまでこそ聞かれる側になりましたが、移住したての頃はわたしも“ここって評判どうなの?”、“あの人なら詳しそう!”と、よく聞き回っていたものです。そうなるとやっぱり、頼れる移住者仲間や地元の知り合いを持つことって大事ですよね。

(洲本市大野にオープンした「mauvet」は神戸で美容師をされていた女性が経営されています。instagram https://www.instagram.com/mauvet0422/)

ちなみに淡路島のヘアサロンでかかる料金の相場は、カット3,500~4,000円、カラーは4,000~6,000円と都会よりも低め。わたしも東京にいたころはカット+カラーで15,000円くらい当たり前に払っていたので、美容院代が安くなったことはメリットでした。

他にもネイルサロンや脱毛サロン、まつ毛エクステサロンなんかも、意外と島内にあるんです。個人的になくて神戸まで通っているのは、眉毛サロンくらいです。(と言っている間にも出てきそうですが…)

化粧品系も品ぞろえが良く、若い子に人気の韓国コスメやSNSで流行っている新作コスメなんかも、意外と置いてあるんですよね。わたしもまだギリギリ20代なので、よくSNSで見たものは気になったりするのですが、ネットで買わずとも洲本のイオンにある化粧品売り場で割とこと足りています(笑)

健康面ではスポーツジムやホットヨガスタジオ、クライミングジムもあるので、美容・健康にはあまり困ることがない印象です。

(洲本の「リバーストーン」さんは、小学生などの小さなお子さんも通っています。 instagram https://www.instagram.com/riverstone.1010/)

また病院関係も、とても充実しているように思います。歯医者や皮膚科、内科に眼科…どこへ行こうか選べるほど、島内にまんべんなく点在しています。ですが唯一、弱い気がするのは婦人科関係です。

昔は腕のいい産科医がたくさんいたそうなのですが、ご高齢になり引退され、お産は受け付けていない婦人科が増えていきました。いま現在、島内でお産ができるのは洲本市の医療センターのみ。逆に遠い方もいるので、徳島寄りの南あわじ市民は徳島へ行ったり、神戸寄りの淡路市民は神戸へ行ったりと、島外の産婦人科にかかっている人も少なくありません。

わたしも最近、妊活をはじめたのですが、いまは神戸の産婦人科まで通っています。ですが実際に子供ができたとして、おなかが大きくなってきてからの妊婦検診は“通うの大変だろうなー”とか、それがめちゃくちゃ暑い夏の時期だったら…なんて、妊娠する前からいろいろ思いをめぐらせています(笑)

(かかりつけの神戸の産婦人科までは、家から車・バス・電車と乗り継いで1時間半ちょいかかります…)

実際に聞いた担当医のお話でも「淡路島からうちまで通ってる人もいっぱいいるよー、“無痛分娩が良い”って人は特にねー^^」とのこと。そう、唯一お産ができる医療センターは無痛分娩がありません。そのあたりも考えておきたいところですよね。

ちなみにガンなどの手術の場合も、島外の病院になります。

出産や病気などの心配がある方は、そのあたりも事前に確認されておくと安心かもしれませんね。わたしは子育て世代の家族も安心して移住できるよう、お産の体制がもっと充実した島になればいいなぁと心から願っています。

この記事を書いた人

藤本 沙紀

藤本 沙紀

2017年3月、東京から淡路島へと移住し「紡ぎ屋」の屋号でフリーライター・制作ディレクターとして活動中。2020年に島の男性と結婚し、2022年に第一子を出産。島で子育てをしながら、webメディアのライティングを中心に、イベントPRや観光情報誌などで淡路島の魅力を発信している。制作実績には県民局から受託した淡路島の「移住促進パンフレット」、「支援メニュー早読み表」、洲本市から受託した「洲本市移住BOOK」などがある。 https://tsumugiya.site/

このライターの記事一覧

Top