こんにちは。
南あわじ市で地域おこし協力隊として、主に特産品のPRの活動をしている黒川と申します。私は活動の一環で淡路島の特産品である淡路手延素麺を使った食堂を運営しています。
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田舎で小さくはじめる食堂運営
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コロナ禍で思うように活動できない日々
この春はさまざまなイベントに出店のお声かけいただいていたのですが、コロナ禍で出店予定のイベントは軒並み中止に(泣)
こんな状況なので、キッチンスペースを借りての営業も自粛し、インスタグラムで「家で簡単に作れる創作そうめん」のアイデアを投稿するくらいしか活動できず。そんなこんなで素麺シーズンの夏が終わり、秋めいてきた9月のはじめ、久しぶりに近所のお寺で行われるちいさなイベントに出店のお誘いをいただきました。
旧暦10月12日は松尾芭蕉の忌日。この日に俳句愛好者は、芭蕉の作品を思い、そのおもかげを偲びます。会場の願海寺には淡路島で最も古い芭蕉の句碑があり、イベントの開催が10月ということで「芭蕉忌」という名前にしたそうです。
こちらのイベントは春に開催予定だった「お大師さんの陶器市」の振替イベントで、通常なら県外からも多くのお客さんが訪れる大人気の催し。ですが、今回はコロナ禍ということもあり、告知は回覧板と、出店者さんたちのSNSのみにしてくださいとのこと。
まったく予想できない人出
大々的に宣伝していないので、どれくらいの人が来るのかまったく予想できず、当日までソワソワしていました。「そうめん売れるかな~」と不安でいっぱい。ですが、蓋を開けてみると、朝からたくさんの人たちが遊びに来てくれました。といっても密になるほどでもなく、ほどよい賑わい。
自分のSNSを中心に告知したこともあり、たくさんの友人が来てくれて、とても楽しい出店。なんとたまたま淡路島に釣りに来ていた西宮在住の知人まで遊びに来てくれました!通常のイベントではゆっくり話せないことが多いのですが、今回は一人一人とお話できたので、そうめんのことについてもきちんとPRできてよかったかな。
人出が落ち着いてきた昼下がり、境内をウロウロして自分もちゃっかり楽しませていただきました。今回は、淡路島の飲食店さんのキッチンカーや屋台、雑貨の販売、青空図書館、子供たちのお遊びスペースの出店までありました! 若い人だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃん、子供もたくさんいて、いろいろな年代の人が楽しんでいるようでした。
いまのところ、来春の陶器市は開催予定とのこと。また出店したいな~。