相談員ブログ

淡路島脱出計画

 こんにちは〜。黒川香苗です。みなさん、今年のGWはどこかにお出かけしたのでしょうか?コロナも落ち着き(というか、そんなのあったのかというほどにみんなもう忘れているのでは。。)GWの淡路島は激混みだったようです。

 

 大型連休終盤の5日、各地の高速道路は、故郷や行楽地で過ごした人らのUターンで渋滞した。

 日本道路交通情報センターによると、夕方以降に各地で渋滞が発生し、神戸淡路鳴門自動車道上り線の北淡インターチェンジ(兵庫県淡路市)付近では午後6時半頃、約33キロの渋滞になった。淡路島と神戸市をつなぐ明石海峡大橋には、車の長い列ができた。(読売新聞オンラインより)

 

観光地に住むデメリット

 人が多いところが嫌いな私、だから田舎に移住した訳で。GW中も保育園に子供を預けられればお仕事したり、家でゆっくり過ごすこともできるのですが、保育園はカレンダー通りお休み。遊びたい盛りな4歳児と家でずっと過ごすのも息が詰まるし、かといって島はどこも混んでるし、わざわざお出かけするのもなあ(笑)と色々な考えが頭を巡ります。今までの長期休暇は家族で九州や北海道に旅行に出かけていたのですが、今年は宿を始めたこともあり、誰かは島に残って宿の業務をしないといけない。そこで旦那さんと相談し、

 

 旦那は「宿の仕事」をする。

 私は「子守しながら旅行」をする。

 という分担になりました。

 

 子連れワンオペ旅ということで、移動手段は必然的に「車」となります。(以前、ワンオペで新幹線使って東京に行ったことがあったのですが、2人分の荷物を抱えながら愚図ったら抱っこしてという地獄を味わったのでもう二度と公共交通機関の旅はしない!と誓った。)だけど、GW中の車移動で渋滞に巻き込まれたら。。。と考えるとあんまり遠出できないなあ、でもせっかくの連休だし遠出したい!そこで思いついたのがフェリーに車を乗せて遠くに行く。という手段。

 

フェリー旅のすすめ

 残念ながら淡路島から車両を積んでフェリーに乗れる航路は存在しないのですが、車を1時間弱走らせ神戸港まで行けば、日本そして世界へとつながる航路が開かれています。そして子育て世代に嬉しいのが、未就学児は、大人1名につき1名まで大人と添い寝で無料乗船出来ること。今回は「宮崎カーフェリー」で宮崎入りし、九州を北上して新門司港から「阪九フェリー」で帰ってくるというルートで旅してきました。

 

 今回は子連れフェリー旅についてレポートしようと思います。

 

神戸発着の航路マップ(神戸フェリーガイドHPより)

 

神戸フェリーガイド(神戸からのフェリー情報) https://www.kobe-ferry.com/

 

(行き)神戸→宮崎ルート

 まずは神戸港から「宮崎カーフェリー」に乗船しました。毎日19:10発(日曜のみ18:00発)なので、淡路島を夕方出発すれば余裕で搭乗開始時間(出航の1時間前)までに到着出来ます。船に入るなり「お腹減ったあ〜」っと言い出したので食堂で一旦食事。神戸の夜景を見ながらの晩ご飯はなかなか気分の上がる体験でした。そのあとはお風呂に入って就寝。お部屋は1名だとシングルしか予約できなかったので、長細いベットに娘と添い寝(苦笑)なんか疲れてたみたいですぐに寝てくれたので一安心。

※乗船料は、GW前に出発したので、大人1名+軽自動車1台で25000円くらい。

船で晩ごはんという非日常感にご機嫌上々
夜景が綺麗!(神戸を過ぎるとほぼ真っ暗でしたが。。。)
今回乗船したのは「フェリーろっこう」と言う名前の船。鳥のマークが可愛い。

 

(帰り)門司港→泉大津(神戸)

 帰りは大阪で用事があったので「阪九フェリー」の泉大津航路で関西に帰ってきました。(ほぼ同じ乗船料で神戸行きもあります。)こちらも夕方出発して朝到着する航路。今回はお腹が減っていなかったみたいで「キッズスペースで遊びたい」と言うので付き添って見ていると、いつの間にか同じスペースにいた子とお友達になったみたいで子供同士で遊んでくれてました。その隙に、私はゆっくり晩酌しながら、久しぶりの1人時間を堪能。(ありがとう!見知らぬ子供たちよ。)お部屋は行きと同じようなシングルのお部屋でしたが、しっかり遊んだおかげか、お風呂に入ってお部屋に行くとすぐに就寝してくれました。

※乗船料は、GWだったので、大人1名+軽自動車1台で25000円くらい。調べてみると、閑散期だと20000円以下でした。

 

帰りに乗ったのは「いずみ」泉大津行きだからこの名前?
泉大津で開催される野外音楽フェスでパパと合流!いちおう家族揃っての思い出も作れたかな(笑)

 

まだまだある!淡路島から行く船の旅

 今回は神戸発のフェリーをご紹介しましたが、車は乗せれずとも淡路島から出ている船便があるのでご紹介しますね。

淡路ジェノバライン(明石⇄岩屋) http://www.jenova-line.co.jp/jikoku.php

深日洲本ライナー洲本深日) https://fuke-sumotoliner.com/

沼島汽船(淡路島土生沼島) https://nushima-yoshijin.jp/go_kisen

 

 私は洲本に住んでいることもあり、ジェノバラインは使ったことないのですが、沼島汽船は沼島(淡路島にある離島)に遊びに行くときに何度か使ったことがあります。同じ淡路島でも沼島はまた全然違う雰囲気で、日帰り旅行で行くのにおすすめの場所です。そして、深日洲本ライナーは関空に行くときに使いました。片道55分(乗船料1500円)で大阪の南の方にある深日港に着くので和歌山とか行くのに便利です。今回旦那さんは深日洲本ライナーを使って大阪入りし、泉大津まで電車で来てました。「GWだったけど全然混んでなかったよ」って言ってたので「GW淡路島旅」の穴場ルートかもしれませんよ〜。

 

 ではでは。

この記事を書いた人

黒川香苗

黒川香苗

1984年岡山生まれ。大学卒業後、大阪の建材メーカーでデザイン開発を担当。退職後、夢だったゲストハウス開業に向け、生きた英語を学ぶため単身カナダへ。帰国後、開業に向けての準備をするうち、ひょんなことがきっかけで南あわじ市地域おこし協力隊に。卒隊後は淡路島に定住し、ADDress淡路島の大家兼フリーのデザイナーとして活動中。

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